2018年11月22日
執筆者:北原 淳子
暦の上では11月22日から『小雪』をむかえます。
寒さが増し、雨がそろそろ雪に変わり始め、冬が一層深まります。
・・とはいえ、まだ冬本番には及ばず、山には雪が降りはじめますが、
平地に雪が降り積もるのはもう少し先に!
時折、春のようにポカポカ陽気に包まれる日もありますね!
旧暦では小雪の時期にあたる10月を『小春』と呼び、
ふと訪れる春のように温かい日を『小春日和』といいます。
冷たい空気、ふんわりと温かい日差し、カラカラと落ちる落ち葉!
冬晴れの日には、心地よい風情を思いっきり感じるのも良いですね。
『こたつ開き』って知っていますか?
江戸時代、イノシシは炎の神・神使と言われ、火難を逃れると考えられていたため、
『亥(い)の月、亥の日』に暖房器具を出したと言われています。
亥の月の最初の亥の日は武家が、2番目の亥の日は庶民が出したとか・・・
2018年の亥の月最初の亥の日は11月3日(土)
2018年の亥の月2番目の亥の日は11月15日(木)
そして3番目の亥の日は11月27日(火)です。
地域によって差があると思いますが、こたつをまだ出していない方は
この日に出してみてはいかがでしょうか?
なんだか今年の冬は、暖冬と予報も出ていましたが寒暖差があるように思われます。
体を冷やさないように、冬を元気に乗り越えたいですね!!
参考:枻出版社 『にっぽんの七十二候』
投稿者プロフィール
北原淳子
株式会社ケーエーナチュラルフーズ