【二十四節気:霜降(10月23日~11月6日頃)】

2018年10月25日

十三夜

執筆者:北原 淳子

秋が深まり冷え込みがぐっと増し、北国や里山では朝夕に真っ白な霜が降り始め、

そろそろ冬の到来を感じる頃となります。

この時期の夜空には、中秋の名月(十五夜)と並ぶ天体の大イベント、

十三夜の名月がほっこりと輝き、人々の顔を和ませてくれます。

十五夜と十三夜の月見 月見は2回!

中秋の名月を眺めたら、旧暦9月13日の十三夜の名月を楽しむのが風流だとされていました。

2018年の十五夜は、9月24日(月)

2018年の十三夜は、10月21日(日)と終わってしまいましたが、お月見はされましたか?

どちらかを見逃すのは「片見月」と言って野暮なこと!

この2つの月見は、男女が一緒に見る約束をする恋のイベントだったとも言われています。

また、十三夜は栗や豆を神棚などに備えたことから、「栗名月」「豆名月」とも呼ばれます。

この季節は我が家の冬支度として、花梨のはちみつ漬けを作ります。

これも祖母から母へ、母から私へバトンタッチされた冬支度!

風邪をひいた時にあたたかいホット花梨を飲んで、元気になっていました!

花梨の効能

花梨

実が熟れると香りが強くなり、古来中国では服の袂に入れて香水代わりに使われていました。

古くから、喘息や咳どめの生薬として利用されてきました。

また、利尿作用があるので、むくみや、疲労感を和らげる作用も期待できます。

果実は、渋柿以上に渋く、そのままでは生食が出来ない為、はちみつ漬けや果実酒、

ジャムにして食べられています。

花梨のはちみつ漬けレシピ

【材料】

花梨:1個 はちみつ:適量

【作り方】

1.花梨をよく洗い、縦半分に切り、種を取り除く。

2.皮はそのまま、1cm位に切る。

3.熱湯消毒した瓶に、花梨と種を入れ、はちみつをひたひたまで入れて蓋をして保存。

4.冷暗所で時々瓶を揺すって、3ヶ月過ぎた頃から美味しくいただけます。

ぜひ、今秋は花梨を買って作ってみてはいかがでしょうか?

参考:枻出版社 『にっぽんの七十二候』、実業之日本社 『薬膳・漢方の食材帳』など

投稿者プロフィール

北原淳子

株式会社ケーエーナチュラルフーズ

日本食品食品保健指導士

NR(栄養情報担当者)・サプリメントアドバイザー

日本成人予防協会認定 健康リズムカウンセラー

日本商工会議所 全国商工会連合 2級 販売士