二十四節気:処暑(8月23日~9月7日頃)

2018年8月23日

奥多摩

執筆者:北原 淳子

8月23日~9月7日頃までを24節季では『処暑』といいます。

『処』とは止まる、留まるという意味で、8月後半にさしかかると

日中は相変わらずの残暑が続きますが、朝夕は暑さがおさまり過ごしやすくなってきます。

空は澄んで高く、風は涼しさを含んできます。

夜になると庭先から聞こえる虫の音に、秋の気配が漂い始めます。

この時期は、夏野菜が最盛期をむかえたり、秋に旬をむかえる食材が出始めます。

我が家では、最盛期をむかえた青唐辛子、青柚子を使って冬の薬味を作ります。

青唐辛子の効能

青唐辛子

唐辛子は身体を温める作用が非常に強く、冷えをとる効果に優れています。

特に、冷えが原因の腹痛、下痢、便秘、食欲不振などを解消します。

余分な水分を発散させて排出する働きもあり、体内の湿気取りに役立ちます。

柚子の効能

青ゆず (1)

柚子やカボス、スダチなどは酸味が強く、生食には適さず、

果汁や果肉が調味料や薬味として利用される、香酸柑橘と呼ばれています。

爽やかな酸味や芳香で食欲を増進させてくれます。

また、味のアクセントとなるので減塩でき、高血圧の予防に役立ちます。

皮には、芳香のもとである精油成分が含まれているので血行をよくし、心を落ち着かせ

イライラやストレスを和らげる効果があります。

今回は、9月頃我が家でつくる柚子こしょうのレシピを紹介します。

万能調味料柚子こしょう

柚子こしょう

【材料】

青唐辛子:100g

青柚子の皮:中 4~5個

青柚子の果汁:大さじ2

塩:小さじ1

【作り方】

1.青柚子は良く洗い、皮の緑の部分を薄くむく

2.青唐辛子はヘタをとり、縦半分に切ったのを取り除く

3.青柚子の皮、青唐辛子、果汁、塩をミキサーで撹拌して出来上がり♪

煮沸した瓶に入れ、1週間ぐらい寝かせると美味しくいただけます。

市販の柚子こしょうよりも香りが良くて、鍋ものの薬味として重宝です。

今が旬の食材を使って、保存できる薬味をぜひ作ってみてください。

参考:枻出版社 『にっぽんの七十二候』

実業之日本車『薬膳・漢方の食材帳』小学館『食の医学館』など

投稿者プロフィール

北原淳子

株式会社ケーエーナチュラルフーズ

日本食品食品保健指導士

NR(栄養情報担当者)・サプリメントアドバイザー

日本成人予防協会認定 健康リズムカウンセラー

日本商工会議所 全国商工会連合 2級 販売士