【二十四節気:立秋(8月7日~8月22日頃)】

2018年8月9日

お盆

執筆者:北原 淳子

ギラギラと太陽が降り注ぎ、まだまだ暑い日が続いていますが、

暦の上では8月7日に立秋を迎えました。

暑いと言っても、朝夕の日差しが和らいだり、吹く風が涼しくなったりと、

日本人らしい鋭い感覚で、わずかな自然の変化を感じ取れる頃です。

秋の語源は、「収穫が飽き(あき)満ちる」「空が清明(あきらか)」

「草木が紅く(あかく)なる」などと言われ、言葉にも秋の風情が込められています。

暦の上では立秋が暑さの頂点で、翌日から暑さは残暑という表現に変わります。

暑さはまだまだ続きますが、この時期を過ぎたら少しずつ生活も秋に向けて準備をすると

この先の健康を保つことが出来ます。

暑いので冷たいものを飲んだり、食べたりとしていましたが、

少し冷たいものを控えて常温のもの、温かいものを食べるように心がけましょう。

冷たいものは、一時的に体表面を冷やしてくれますが、内臓も冷やしてしまいます。

立秋を過ぎた頃から意識して冷たいものを控えると、これからの季節を健康に過ごせます。

秋の果物

お盆が終わるころには、秋の果物が出始めます。

いちじく、柿、梨、ぶどう・・・・・・・

秋の生活にとても役立つ栄養素がたっぷり含まれています。

薬膳教室で教わった旬の果物の効能を紹介します。

秋に旬をむかえる果物

①いちじく

いちじく

効能:胃腸の調子をととのえ便通をよくする

不老長寿の果物といわれるいちじく。

豊富な食物繊維を含み、生食では消化を助け、便通をよくします。

また、身体の余分な熱を冷ますので、のどの腫れ、痛み、声がれ、空咳を和らげます。

古くから時の特効薬としても知られています。

②柿

かき

効能:肺を潤し、のどの渇きをいやす

柿のヘタは生薬ではシテイと呼ばれ、しゃっくり止めの効果があります。

葉はショウと呼ばれ、咳止めや止血薬として使われます。

果実は空咳、のどの渇きに有効で、二日酔いの予防にも役立ちます。

③梨

梨

効能:のどの渇きを潤し、風邪をひいた時に!

秋は肺を潤す食材を取り入れることが大切です。

水分を多く含んだ梨は肺にうるおいを与え、熱を下げるので発熱後ののどの渇き、

空咳、痰切れが悪い時ののどの炎症などに役立ちます。

また、酒毒を取り除くので、飲み過ぎた時にはお勧めの食材です。

身体を冷やすので、冷え性の人は食べ過ぎに注意!

④ぶどう

ぶどう

効能:疲労回復、むくみの解消

体内で素早くエネルギー源になるので、疲労回復の即効食材として用いられます。

肺を潤し、のどの渇きに有効です。

また、腎機能を高め、むくみの解消、排尿異常の改善にも役立ちます。

やはり旬のものを食べることには意味があるのですね!

旬の食材の効能効果を知り、自分にあったものを毎日の食事に取り入れて、

元気に過ごしたいですね♪

参考:枻出版社 『にっぽんの七十二候』

実業之日本社 『薬膳・漢方の食材帳』

投稿者プロフィール

北原淳子

株式会社ケーエーナチュラルフーズ

日本食品食品保健指導士

NR(栄養情報担当者)・サプリメントアドバイザー

日本成人予防協会認定 健康リズムカウンセラー

日本商工会議所 全国商工会連合 2級 販売士