旬の食材で美味しく元気に【とうもろこし】

2018年7月12日

とうもろこし畑

執筆者:北原 淳子

 本格的な陽射しが降り注ぐ7月は、太陽の光を浴びた元気でみずみずしい野菜や

良質な脂質を持った魚が市場に出回ります。

一方で、冷房病や熱中症、食中毒などを引き起こしやすい時期でもあります。

旬の栄養価の高い食材をフルに活用し、夏バテや紫外線に負けない体力を作りましょう。

今月は、ビタミンB1、B2、Eが多く、たんぱく質、脂質、糖質をバランスよく含んでいる、

夏の元気には必要な『とうもろこし』を紹介します。

とうもろこし

 

中南米原産とうもろこしは、米、小麦とならぶ世界大三穀物の1つです。

我が国ではもっぱら野菜感覚で使われていますが、南米では主食にされている

重要な穀物です。我が国では明治以降に栽培が始まり、主に食べられているのは糖分の多い、

スイートコーンの一種です。

 とうもろこしの栄養と効能

 実の効果 ≫

動脈硬化・むくみ・便秘・膀胱炎・尿道炎・美肌・疲労回復・免疫力強化

『とうもろこし』に含まれるリノール酸には、コレステロールを下げる働きがあり、

動脈硬化の予防に役立ちます。

また、ビタミン群は、疲労回復に役立つビタミンB1、発育に効果があるビタミンB2、

そして『若返りのビタミン』と呼ばれるビタミンEなどが含まれています。

ビタミンEはビタミンのなかで最も強い抗酸化作用を持ち、 血行を良くし、冷え性、肩凝り、

更年期障害の緩和にも役立ちます。

さらに、食物繊維の量は、フキやセロリよりもずっと多く、便秘の改善や大腸がんの予防、

美容にも役立ちます。

≪ ひげの効能 ≫

とうもろこしひげ

ひげの部分は、南蛮毛と言われ、漢方として利用されています。

南蛮毛には、ブドウ糖、クエン酸、脂肪酸、ビタミンKなどが含まれています。

ひげを日干ししたもので、利尿作用が高く、中国では、慢性腎炎の治療、むくみの改善

用いられています。糖尿病に対しても薬効があるとされ、補助食品として使用されています。

また、血圧降下作用、胆汁の分泌促進、止血作用、血糖降下作用などがあることも

わかっています。肝炎、尿路結石、高血圧、鼻血、胸水、腹水の治療にも煎じたものが

用いられます。冷えがある人は、生姜を加えると良いでしょう。


とうもろこしのひげ茶!!

とうもろこし ひげ茶

【材料】とうもろこしのひげ

【作り方】

  1. ひげのすごく黒くなった部を取り除く。
  2. よく洗い、ザルなどにのせ、5~7日放置し、少し乾燥させる。
  3. ひげを3cmくらいにハサミで切り、フライパンで煎る。
  4. ポリ袋にいれて、手で揉んで出来上がり♪

茶こしに入れ、お湯を注いで美味しくお召し上がりください!

とうもろこしのひげスープ!!

とうもろこしひげスープ

普段捨てていたひげにはさまざまな効果!

新鮮なとうもろこしのひげはとっても美味しいです♪

【材料:4人分】

鶏むね肉:200g とうもろこしのひげ:2本分 豆腐:1/2丁

オクラ:4本 キングアガリクス100:1袋 醤油:小さじ2 塩・胡椒:適量

【作り方】

  1. むね肉は一口大に切り鍋に入れ、水700ccを入れ灰汁をとりながら中火で煮込む。
  2. とうもろこしのひげは、茶色く変色した部分を切り落とし、食べやすい長さに切る。
  3. 豆腐はさいの目、オクラはヘタを処理して軽く茹でて小口切りにする。
  4. (1)の鍋に、キングアガリクス、醤油、豆腐、2分後位にとうもろこしのひげを加える。
  5. 一煮立ちしたら、オクラを加えて、塩・胡椒で味を調えて出来上がり♪

私はとうもろこしが大好きで、この旬の時期にはたっぷりといただきます。

毎日の健康には、旬の食材を役立てましょう。

参考:小学館『食の医学館』、永岡書店『食材の栄養素を最大限に引き出す便利帖』

実業之日本社「薬膳・漢方の食材帳」など

投稿者プロフィール

北原淳子

株式会社ケーエーナチュラルフーズ

日本食品食品保健指導士

NR(栄養情報担当者)・サプリメントアドバイザー

日本成人予防協会認定 健康リズムカウンセラー

日本商工会議所 全国商工会連合 2級 販売士