【二十四節気:夏至(6月21日~7月6日頃)】

2018年6月21日

田植え

執筆者:北原 淳子

恵みの雨が降り注ぎ、植えつけた作物はすくすく成長。

夏至は1年で最も日が長く、夜が短くなる頃です。

冬至とくらべると昼の長さが約5時間も長くなります。

夏至を過ぎると夏に向かって暑さが増していきますが、

梅雨の真っただ中の時期になるので、長雨が続いて太陽がなかなか顔を出さない日が・・・

一方、田んぼでは根付いた稲がすくすく育ち、恵みの雨にかえるさんは大合唱♪♪

餌となる虫を追って元気に飛び回ります。

稲かえる

夏至の頃、我が家の台所では山椒の実の佃煮作り!

おばあちゃんから引き継ぎ、母が旬の山椒の実でつくります。

山椒の実の旬はとても短く、熟していない緑色の実を使います。

熟して赤くなった実は乾燥させて粉山椒になります。

小さい頃は、なんでこんな辛いものを大人は好んで食べるのかな・・・と思っていましたが、

ピリッとした美味しさが冷ややっこの薬味や温かいご飯のお共に!

英語ではチャイニーズペッパー、ジャパニーズペッパーなどと呼ばれていて、

東洋を代表するスパイスの一つです。

その歴史は古く、日本での利用は縄文時代から、漢方の世界では重要な製薬材料として

現在も広く利用されています。

山椒の効果

山椒に含まれる主な有効成分

サンショール、シトロネラール、ジペンテン、フェランドレン、ゲラニオールなど

これらの成分には、消化促進、健胃、消炎、鎮痛、駆虫といった作用があります。

冷えからくる胃痛と腹痛、食欲不振、下痢などに効果的です。

また、鎮痛効果があることから、虫歯に山椒を詰めると良いと言われています。

山椒の佃煮

山椒

【材料】

実山椒:250g 醤油、酒、みりん:各100cc

【作り方】

  1. 実山椒を枝からきれいにハサミで外します。
  2. 沸騰したお湯に、塩を小さじ1(分量外)入れ、5分ほど火にかけます。
  3. ざるにあけて、水にさらし灰汁を抜きます。(5時間~半日、水を替えながら)
  4. 山椒がひたひたになるくらいの水を入れ、醤油、酒を加え中火で煮込みます。
  5. 汁けがなくなったら、みりんを加え、2~3分で出来上がり♪

きれいな煮沸した瓶の容器に入れ、冷蔵庫で約半年は保存ができます。

夏の冷え防止に、そうめんや冷ややっこの薬味としてとてもおいしくいただけます。

冷たいものを食べ過ぎてしまうこの季節、体の中から温める山椒をぜひお役立て下さい。

参考:枻出版社 『にっぽんの七十二候』

投稿者プロフィール

北原淳子

株式会社ケーエーナチュラルフーズ

日本食品食品保健指導士

NR(栄養情報担当者)・サプリメントアドバイザー

日本成人予防協会認定 健康リズムカウンセラー

日本商工会議所 全国商工会連合 2級 販売士