【安全性情報】厚生労働省のモニタリングテストで安全性が確認されました
2018年5月28日
執筆者:元井章智
キングアガリクスのメーカー=東栄新薬株式会社では、毎月、ブラジルからキングアガリクスを乾燥キノコの状態で輸入(空輸)しています。
(乾燥したキングアガリクス)
今月も、ブラジルからキングアガリクスが空輸されてきたのですが、成田空港の検疫所でモニタリングテスト※をさせて欲しいとの依頼を受けました。
※モニタリングテストとは
日本に空輸された食品に対して、日本で禁止されている残留農薬や食品添加物などが使用されていないかを厚生労働省が検査します。
前回はいつだったか正確に覚えていませんが、2~3年に1度くらいのペースで検査を受けています。これまでは、口頭で試験結果を聞いていたのですが、今回は検査結果通知書を送って頂きました。
今回のコラムでは、キングアガリクスの安全性情報の一環として検査結果をご紹介させて頂きます。
モニタリングテスト結果通知書
以下がその通知書です。
(ブラジルの送付主情報と数量は伏せています)
こちらは試験を行った成田空港の検疫所から送られてきました。
アガリクスは一般的に使用されている学名 Agaricus blazei murril (アガリクス ブラゼイ ムリル)として記載されています。(国際貿易の際には通称ではなく、学名を使用することが多いです)
今回は650gがサンプルとして採取され、横浜の検疫所で2項目(食品添加物と残留農薬)検査にかけられました。
以下が、食品添加物(酸性タール色素)に関する検査結果です。
(*製造者情報には個人情報などが含まれますので修正しています)
検査結果には「検出せず」となっています。
そして、以下が残留農薬に関する検査結果です。
検査結果は「別表参照」となってますが、1枚目の8.検査結果の概要で説明がされていますが、この場合は「検出せず」と同様の意味となります。
上記、検疫所で行われた検査では、アガリクスの安全性が確認されました。
キングアガリクスは農薬や食品添加物は一切使用していません
弊社のキングアガリクスは、アガリクスの原産地ブラジルで完全無農薬で露地栽培しています。
(ブラジルで完全無農薬で露地栽培されたキングアガリクス)
残留農薬に関しては今回は、少ない項目での検査でしたが、弊社では、自主的に現状で検査できる420項目全ての検査を行っています。
↓残留農薬試験結果
(1~90項目)
(91~200項目)
(201~310項目)
(311~420項目 すべての項目で農薬は検出されませんでした)
その他に、製薬会社でキングアガリクス100を製品化した際には、全てのロットで病原菌などが含まれていないかを確認しています。
キングアガリクスは、栽培から製品化されるまでの全工程で安全性に細心の注意を払って製造されていますので、安心してお飲みいただき、ご健康にお役立て頂きたいと思います。
東栄新薬株式会社
株式会社ケーエーナチュラルフーズ
元井章智
PS.
アガリクス製品の中には、安価な中国産製品があります。中国からキノコ(食用のシイタケなども含まれます)が日本に輸入されるときには、カビの繁殖を抑えるために大量のホルマリンを使用するケースがあります。
アガリクスのみでなく、キノコを購入する時には産地を確認することを強くお勧めします。
投稿者プロフィール
元井章智
東栄新薬株式会社代表取締役社長
株式会社ケーエーナチュラルフーズ代表取締役社長
慶應義塾大学SFC研究所所員、東京薬科大学薬学部免疫学教室専攻
日本抗加齢医学会会員、NR(栄養情報担当者)・サプリメントアドバイザー