冬をむかえる前の対策で健康に その2
2017年11月16日
先月より、薬膳の教室に通い勉強をしています。
この季節は、乾燥を気をつけることで、
健康に過ごすことができると学びました。
1.乾燥するとどうなるの?
2.乾燥を防ぐための生活習慣
3.乾燥を防ぐための食生活・・・
を3回に分けてお届けしたいと思います。
先週は、『1.乾燥するとどうなるの?』をお届けしました。
今週は『2.乾燥を防ぐための生活習慣』をお届けします。
乾燥を防ぐための生活習慣
①うがいをこまめにしよう!
うがいをすると、のどが刺激されて分泌液が出てのどが潤います。
のどの隅々まで丁寧にうがいをすると効果的です。
口をすぼめたり、上を向いて舌を少し出したりと変化をつけるうがいが効果的です。
うがい薬を使わず、水道水だけでも十分効果があるそうです。
②脱水は夏場だけではありません!こまめな水分補給が大切!!
こまめな水分補給も、のどの粘膜に湿り気を与えるだけでなく、
ウイルスを洗い流す大事な仕事をします。
また食事をすることで唾液を出し、のどを潤すことも大切です。
食事の時間がなければ、のどあめでも潤いを与えてくれます。
ただし、糖分の多いものをいつも食べていると、虫歯や肥満など
他のところで健康被害があるので、気をつけてましょう。
③加湿器で室内の空気にうるおいを!
加湿器を使うと鼻やのどの粘膜が守られるので呼吸が楽になるだけではなく、
ウイルスそのものの対策にもなります。
風邪のウイルスは湿度に弱く、加湿することでウイルス自体を排除でき、
飛沫感染を減らすこともできます。
ただし、加湿器はカビが生えないように清潔に保つことが重要です。
観葉植物を部屋に置くのも簡単に出来る加湿方法です。
これからの季節、クリスマスツリーとしても人気のゴールドクレストはおススメです。
④おやすみ前の工夫
寝ている間にも水分は逃げていきます。
寝る前にあたたかい飲み物を飲み、枕元に白湯を用意し、
咳込んだりして目が覚めた時、すぐに水分補給できるようにするのもおススメです。
洗濯物を室内に干したり、寝室に水を入れたコップを置いたり、
湿ったバスタオルをハンガーにかけておくのも効果があります。
⑤マスクで乾燥予防
マスクは、ウィルスの侵入を防ぐだけでなく、「吸う空気を温め、湿気を与える」という
効果があります。マスクに湿らせたガーゼを入れるとより効果的です。
空気が乾燥しやすい電車、飛行機などの移動時や、寝るときに着用したり、
日中もマスクをすることでのどの乾燥を防ぐことができます。
⑥コタツや電気毛布などは乾燥の原因!使い方を気をつけて!!
コタツに入ったままうっかり寝てしまい、起きたらのどが・・・
という経験ありませんか?
ただでさえ乾燥しやすい暖房器具。
コタツなど、長時間使うとお肌の水分だけでなく体内の水分も奪ってカサカサに。
特に電気毛布は長時間使用すると乾燥が早まります。
直接肌に当たらないよう心掛け、寝る前に消したり、温度を下げるなど考えて使いましょう。
寝る前に、水分補給をしっかりして暖かさをキープしながら乾燥対策しましょう。
⑦体を冷やさない工夫で免疫力UP!
体を冷やさないようにする事も重要です。
私たちの体は温度の変化にかかわらず体温を一定に保つ機能があります。
当然、寒い時は暑い時に比べて体温キープのためにエネルギーが必要です。
もち米、にんにく、たまねぎ、ナツメ、かぼちゃ、鶏肉など体を温める食物を食べましょう。
体の中から温めて、風邪をひかない強い体を作りましょう。
できることから毎日の生活に取り入れて健康に過ごしましょう。
次回は、乾燥を防ぐための食生活をお届けします。
ケーエーナチュラルフーズ 北原