きのこ展で紹介されていた主なキノコ
2017年10月30日
執筆:元井章智
先週、先々週と【きのこ展】に行った様子をご紹介しています。
10月16日 【園内に生えていたキノコ】
10月23日 【地衣類案内、きのこ案内】
今回は、【きのこ展】の総集編として
きのこ展で紹介されていた主なキノコをご紹介いたします。
きのこ展で紹介されていた主なキノコ
人工栽培されているキノコ
日本で人工栽培されているキノコとして
人工栽培されているそのままの状態(ビニール栽培、原木栽培の2種類)で紹介されてました。
ビニール栽培
キノコの人工栽培方法として広く普及している栽培方法です。
キノコの菌糸を混ぜた堆肥をビニール袋に入れて、湿度を保った状態で栽培されます。
(展示室内も加湿されていて、入るとむわっとした湿気を感じました)
主として食用キノコ
みなさん、おなじみのキノコが栽培状態のままで展示されていました。
エノキタケとナメコ
シメジ
ブナシメジ
マッシュルーム
マッシュルームはビニールではなくケースに入れられていました。
ちなみに正式学名は【アガリクス・ビスポラス】といって、私たちのアガリクス(学名はアガリクス・ブラジリエンシス、アガリクス・サブルフェセンスなどと呼ばれます)の仲間です。
マイタケ
キクラゲ
中華料理でおなじみですね
タモギタケ
キノコ薬膳などに行くと、食材として入っている時があります
主として薬用キノコ
レイシ(霊芝)、ヤマブシタケなど主にサプリメントの原料などとして栽培されているキノコ。ちなみに国際学会などでは、シイタケ、マイタケなども薬用キノコとして紹介されるケースもあります。
レイシ(霊芝)
キノコ自体はかなり固いです
ヤマブシタケ
山伏の衣装に似ているため、ネーミングされました
今回初めて、実物を見ました
フワフワしていると思っていたのですが、触ってみると思ったよりゴワゴワしてました。
原木栽培
シイタケの栽培方法として有名な原木栽培
原木に穴を開け、菌糸を埋め込んで栽培します。
日本に自生しているキノコ
たくさんの種類のキノコが食用、不明、毒キノコとして展示されていました。
展示されている様々なキノコ
中にはトリュフも↓
ちなみに、園内(つくば)では7月、9月、10月にキノコがよく生えるようです。
なお、園内に生えているキノコは
【園内に自生していたキノコ】と【園内きのこ案内】でご紹介しています。
今回、きのこ展に参加して
これまで、ブラジルのキングアガリクスの農場視察を4回行い
実際に太陽の下、大地から力強く生えているところを見てきました。
今回、食用、薬用、中には毒キノコも
実際に見て、触って、嗅いで非常に面白い経験ができました。
他にもキノコ関係のイベントがあったら積極的に参加してみようと思います。
投稿者プロフィール
元井章智
東栄新薬株式会社代表取締役社長
株式会社ケーエーナチュラルフーズ代表取締役社長
慶應義塾大学SFC研究所所員、東京薬科大学薬学部免疫学教室専攻
日本抗加齢医学会会員、NR(栄養情報担当者)・サプリメントアドバイザー