薬膳料理教室【耳なり】編を学んできました

2018年11月15日

耳なり

執筆者:北原 淳子

約1ヶ月前のことになりますが・・・薬膳教室で、耳なりについて学びました。

耳なりの原因は薬などではなかなか治すことはできないが、

生活習慣、特に食生活を変えることでかなり改善されるということでした。

そんな話を聞いた翌日、朝日新聞の朝刊でこんな記事を目にしました。

大人の10人に1人以上が抱えている「耳鳴り」

国内初の指針案を日本聴覚医学会で概要を発表した。

『耳鳴りの多くは薬による治療は効果がなく、

カウンセリングを丁寧にして耳鳴りとうまく付き合える』と!

https://www.asahi.com/articles/DA3S13729862.html

あまりにタイムリーだったので、びっくりしました。

また、耳なりに悩んでいる方の多さにもびっくりしました。

今回は、中医学からみた「耳なり」について紹介します。

中医学からみると『耳なり』の原因は主に5つ

1.風邪などの症状から始まり、急に発症します。

耳の中がふさがって、はれぼったく、閉鎖感があり、耳なりがして聴力が低下します。

症状は耳なりだけでなく、頭痛、悪寒、発熱、口の乾燥など全身に症状が出ます。

≪改善させる食材≫
ミント、菊花、ごぼう(熱をとる食材)

2.イライラしたり、怒った時に耳に影響が出て、ごうごうと鳴り響く耳なりがして、

聴覚が働かなくなることがあります。

同時に耳が張るような感じや耳の痛み、頭痛、目まい、目や顔が赤く、口が苦い、

のどが渇く、安眠できない、脇が痛む、便秘気味、尿が黄色などの症状が現れます。

≪改善させる食材≫
とうもろこしのひげ、トマト、セロリ(気をさげ、熱をとる食材)

3.栄養不足で耳に栄養が届かないため、耳なりの症状が現れるタイプです。

昼夜問わずに常にセミの声が聞こえます。

日中より、夜間にひどくなるため、不眠となり聴力が次第に低下します。

同時にめまい、視力低下、腰や膝が弱くなる、食欲がなくなります。

≪改善させる食材≫
身体の冷えがある場合:くるみ、海老、シナモンなど(体を温める食材)
身体のほてり、暑さがある場合:黒きくらげ、黒ごま、長芋、クコの実(腎を補う食材)

4.脾胃の虚弱で栄養が耳まで届かず、耳なりがおきます。

疲れると耳なりが悪化、立ち上がったときなどにひどくなります。

突然耳の中に冷たさを感じたり、疲れやすく、食欲がなくなり、下痢気味の症状も併発します。

この症状の場合はまずは食事面の改善で、かなりの症状が緩和されます。

≪改善させる食材≫
キャベツ、イモ類、かぼちゃ、白菜、大根など
(胃腸の調子を整え、消化を助ける食材)
※起床時の白湯がお勧めです

5.体内の気や血の巡りが悪く、せみの鳴き声のような音が聞こえ、

時には耳が詰まるように感じ音がはっきり聞こえなかったり、

めまいがして体が重だるかったり、咳が出たり、排泄がスムーズでなかったりします。

≪改善させる食材≫
大根、白菜、昆布、海藻類(熱・湿を取り除く食材)

耳なりで悩まされている方は、自分の耳なりがどんな時に、どんな症状が出ているか

じっくり観察し、生活習慣や食生活を見直すことで症状が改善されるということです。

そして・・・

耳なりが夜間に激しくて、睡眠に影響がある場合は、

睡眠前に40℃のお湯で足を洗うことで、改善することが多いそうです。

やはり、病気は悪しき生活習慣から発生していることが多いので、

生活習慣を見直すことで改善されることも多いのですね!

なかなか難しいですが、自分にできることを一つずつ、継続させていくことが大切です。

参考:薬膳教室 授業より

投稿者プロフィール

北原淳子

株式会社ケーエーナチュラルフーズ

日本食品食品保健指導士

NR(栄養情報担当者)・サプリメントアドバイザー

日本成人予防協会認定 健康リズムカウンセラー

日本商工会議所 全国商工会連合 2級 販売士