梅雨の時期は水分を体に溜めこまないように!

2018年6月28日

梅雨

執筆者:北原 淳子

 沖縄ではすでに梅雨明けとなりましたが、他の地域ではもうしばらくかかりそうですね。

梅雨は、どんよりした空模様、ジメジメとした日が多く、日中の気温はとても高く、

高温多湿の状態が続きます。そのような状況で、体調を崩すという方がいます。

中医学では、湿気が人体に悪影響を及ぼすことを『湿邪(しつじゃ)』と呼んでいます。

昨年から、薬膳教室に通い勉強中ですが、今回はそこで学んだ今の時期に必要な

健康の秘訣を紹介いたします。

湿邪の特徴

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①頭が締め付けられる、全身が重い、手足がだるいなどの『重だるい』症状が出やすくなる。

②汚れた分泌物、目やに、軟便、粘液や濃血の混じった下痢便、尿がにごる、おりものが出やすくなる。

③湿気が体内にとどまると、気の流れを悪くし、排泄物や分泌物が体内にとどまり、重だるさなど体調の不調を繰り返したり、冷えを起こすなどの特徴がある。

④湿気は下に向かう性質があるため、下半身のむくみなどを感じやすくなる。

⑤湿気がたまると飲食物を身体全体に運ぶ働きが衰えるので、消化吸収の異常が発生し、お腹が張る、便がゆるい、食欲不振、倦怠、痩せ、むくみなどの症状が出やすくなる。

湿邪を起こす原因

水

人間の身体を構成する物質の中で、水は約60%を占めています。

最近では、こまめに水分補給をするように言われていますが、

水分を摂り過ぎている方も多くいるのでは・・・

必要以上の水分摂取が引き起こす

人は汗や尿を通じて1日に約2リットルの水分を体外に出すので、

そのため1日1.5リットル以上の水分を補給する必要があると言われています。

しかし、運動不足などにより水分が上手く体外に排出されないことで体内に

停滞することが原因で体調不良を起こします。

日本の気候が引き起こす

梅雨時期は大気中の湿度が高いため、体内の水分が排出されにくいのです。

梅雨時期は初夏になり気温も上昇してきます。

日中はかなりの気温になったりしますが、それに対して明け方になるとグッと

冷え込んだり、日中の高温多湿、エアコンなどの利用で、汗として排出されなかった

体内の水分が体調不良を起こします。

湿邪の症状

のぼぜ

頭痛、頭重、発熱、汗が出ない、ジトジト汗、

湿疹、掻くとジュクジュクする、皮膚炎が化膿しやすい、皮ふが湿っぽい、

痛む場所が固定、重だるい痛み、関節痛、しびれ、じめじめした日に症状の悪化

対処法(食生活編)

◎濃い味のものや甘いものは体に湿気を助長するので、控えめにする。

◎湿気をとる食材を食べる。

(小豆、とうもろこし、とうもろこしのひげ、はとむぎ、春雨、もやしなど)

◎お腹に優しい調理法であっさりした味付けにする。

(油ものは避ける。)

◎気、血、水などめぐりをよくする香の食材や辛味の食材を合わせて摂るようにする。

(柑橘系のくだもの、生姜、山椒、ミョウガなど)

この時期お勧めのレシピはマーボー豆腐と先生から紹介がありました。

対処法(生活習慣編)

夫婦元気

体を温める

基本的な事ですが、冷たい飲み物や食べ物を避けて常温や暖かい飲み物や食べ物にする。

シャワーだけで済ますのではなく、湯船につかる。

②適度な運動をする

人間の血液など水分は約70%が下半身に集まります。

これは重力が働いている以上避けられません。

しかし、第2の心臓といわれるふくらはぎが、せっせと心臓に戻すポンプとして

上半身へと押し上げています。

ふくらはぎの筋肉が衰えてポンプ作用がうまく働かなくなると、

体内の水分や老廃物が下半身に滞りやすくなります。

軽い運動であるウォーキングやジョギング、マッサージなどが有効です。

暑い夏を元気に迎えるには、この時期に水分代謝をよくして、身体の余計な水分を

出しておくことが大切です。

できることから一つづつ、生活に取り入れていきたいですね♪

参考:food and life 薬膳フードデザイナーテキストより

投稿者プロフィール

北原淳子

株式会社ケーエーナチュラルフーズ

日本食品食品保健指導士

NR(栄養情報担当者)・サプリメントアドバイザー

日本成人予防協会認定 健康リズムカウンセラー

日本商工会議所 全国商工会連合 2級 販売士