旬の食材で美味しく元気に【 そら豆 】

2018年6月14日

そら豆

執筆者:北原 淳子

地域で異なりますが、そろそろ梅雨を迎える時期となります。

そもそも「梅雨」という言葉は、中国で梅を収穫するこの時期に降る雨を「梅雨」と呼び、

それが日本に伝わったという一説があります。

この時期は、気圧の低下や湿度の上昇などに伴い、関節痛や皮膚疾患、食中毒など、

一年のうちで一番体調を崩しやすいと言われています。

今月は、今が旬の疲労回復や水分代謝を高めてくれる食材「そら豆」を紹介いたします。

 原産地は中央アジアから地中海沿岸で、日本には10世紀頃にやってきました。

さやが天に向かって直立するので「空豆」と名付けられました。

豆の形が蚕の繭に似ているので「蚕豆」とも書かれることがあります。

そら豆の栄養と効能

 高血圧予防、疲労回復、夏バテ予防、動脈硬化予防、胃腸の働き強化

そら豆はたんぱく質、糖質、カロテン、ビタミンB1、B2、C、食物繊維、リン、鉄など

様々な栄養素を含む栄養価の高い野菜です。

 

○ビタミンB1:疲労物質を体にため込まないように働くので、疲労回復に役立ちます。

○ビタミンB2:動脈硬化の原因となる物質の生成を防ぎ、血管の若さを保ちます。

○レシチン:ビタミンB2とともに血中のコレステロールの酸化を防ぎます。

○カリウム:高血圧の予防に有効で、食物繊維の相乗効果でむくみも解消します。

○たんぱく質:豊富なタンパク質は、お酒との相性も良く悪酔いを防ぎます。

その他、薬膳的な働きとして、消化吸収を促すことから、普段胃弱の人にお勧めの食材です。

また、消化管を元気づけるとともに、スタミナ不足の疲れを解消する働きもあります。

胃腸の働きを高める作用があるものの・・・・

消化があまり良くないので、お腹に張りがある時は食べ過ぎないこと!

鮮度の低下が早く「美味しいのは3日だけ」ともいわれているので、

さやの色が濃く、艶のいいものを選びましょう。


梅雨の元気・そら豆ヴィシソワ―ズ

そらまめスープ

【材料:2人分】

水:400cc  玉ねぎ:1個  じゃがいも:中2個

そら豆:100g  豆乳:100cc  バター:10g  固形スープの素:1個

キングアガリクス100:1袋  塩・胡椒:適量

【作り方】

  1. 玉ねぎはみじん切りにする。
  2. じゃがいもは皮をむき、一口大の乱切りにする。
  3. そら豆はさやから出す。
  4. 鍋にバターを入れ溶かし、玉ねぎを炒める。
  5. ④の鍋に400ccの水を入れ、じゃがいも、そら豆が柔らかくなるまで煮込む。
  6. キングアガリクス、豆乳を入れひと煮立ちし、塩・胡椒で味を調える。
  7. ミキサーで滑らかにして、冷蔵庫で冷やして出来上がり!

素材の味をそのまま!!焼きそら豆!!

焼そらまめ

そら豆に含まれる成分は、水に溶けやすいものが多く、ゆでるとせっかくの旨味や

栄養がゆで汁に逃げてしまいます。さやごと焼いたり、蒸したりして調理するのがベスト。

焼きそら豆はホクホクとした食感で、塩ゆでとは一味違って美味しいです♪

【材 料】:さや付そら豆:1パック 塩、オリーブ油、粉チーズ:適量

【作り方】

  1. そら豆のさやの汚れをサッと拭き取る。
  2. 焼き網を熱し、そら豆をさやごと全体に焦げ目がつくまで焼く。

※または、トースターにホイルを敷き、そら豆を皮付きのまま並べ、10~12分ほど焼く。

  1. さやごと器に盛って、小皿に塩、オリーブ油、粉チーズを入れ添える。

・・お好みで・・オリーブ油に粉チーズをいれたものをつけて食べると・・・・

加工品を摂ることが多くなりがちな現代、加工品にはナトリウムや味覚障害の原因と

なる亜鉛不足を引き起こすリンが多く含まれています。

そら豆には、ナトリウムを排泄するカリウムや亜鉛等ミネラルが多く含まれているので、

ぜひこの時期に食べたい野菜です♪

調理法によって栄養素も無くなるので、新鮮なうちに栄養を逃さずいただくことは、

とって大切なことです♪♪

参考:小学館『食の医学館』、永岡書店『食材の栄養素を最大限に引き出す便利帖』

メディアファクトリー『体にいいものレシピ87』など

投稿者プロフィール

北原淳子

株式会社ケーエーナチュラルフーズ

日本食品食品保健指導士

NR(栄養情報担当者)・サプリメントアドバイザー

日本成人予防協会認定 健康リズムカウンセラー

日本商工会議所 全国商工会連合 2級 販売士