【二十四節気:小満(5月21日~6月5日頃)】その2

2018年5月24日

梅

執筆者:北原 淳子

二十四節気の「小満」

あらゆる命が満ちていく時期です。

太陽を浴び、万物がすくすくと育つ季節です。

夏の暑さに負けない身体作りのために、わが家では毎年、

梅ジュース、梅酒、梅干し、梅エキス、らっきょうの塩漬け&酢漬けを作ります。

先週は、「らっきょう」を紹介いたしましたので、今週は梅についてお届けします。

祖母から続くわが家の伝統 梅エキス

梅肉エキスは、梅干よりも強力な殺菌作用があり、整腸作用、血流改善効果、

体調がすぐれないときの万能薬として重宝されてきました。

わが家は祖母が作ってくれた梅エキスがいつもありました。

子供の頃、お腹の調子が悪いとお湯に溶いて飲むとケロリと治ってしまう

私にとっては元気になる特効薬でした!

ちょっと手間はかかりますが、ぜひこの季節に作ってみてはいかがでしょうか?

自宅で簡単!梅エキス

【材料・用意するもの】

青梅(青く固いもの)1kg、おろし器(ミキサー)、ボール、ガーゼ、鍋

(酸が強いので金属のものを使う場合はすぐによく洗ってください)

【作り方】

①青梅は、丁寧に水で洗い、水気をきる。

②おろし器で、青梅の果肉を皮付きのまま すりおろす。

※ミキサーを利用する場合

果肉を細かく切りながら、種を取り除き、少量の水を入れ、ミキサーにかける。

③ガーゼに、すりおろした果肉を入れ、汁をしぼる。

④梅のしぼり汁を、鍋に移し、火にかける。

⑤最初は中火、温まってきたら弱火にして、アクをとりながらじっくり煮詰める。

⑦黒くとろっとしたら火を止める。

⑧あら熱がとれたら、煮沸消毒をした保存容器に入れる。常温で長期間保存できます♪

【使い方】健康維持にお湯や水などで薄めて飲んだり、調味料として煮物などに!

こんな使い方もあるようです!

頭痛、腰痛、膝痛、肩凝りに・・・梅肉エキスを少量の水で溶き、湿布する

湿疹、水虫に・・・梅肉エキス(10倍位)薄めた液を塗る

喉(のど)の痛みに・・・梅肉エキスをお湯で薄め、うがいする

腹痛、下痢、便秘に・・・梅肉エキスをそのまま飲んだり、お湯で薄めて飲む

Q:すりおろすのが面倒

A:種を取り除いた梅の果肉を水を少量加えてジューサーで!

注:梅の酸で、ミキサーの金属が傷むおそれがありますので、すぐに水洗いして下さい。

Q:絞りカスがもったいない

A:絞りカスと水を加え、砂糖を数回に分けて加え、弱火で煮詰めて美味しいジャムに!

去る2018年4月22日「アドバイザリースタッフ研究会」の春季研修会で

梅エキスについてこんなお話しがあったので、紹介します。

※独立行政法人 国民生活センター理事 宗林 さおり様の講演より

自宅で作る梅エキスは、普通、種は取り除いて作るが、

工業的に製造されるものは、種ごと圧搾されているものがあり、

種に含まれるアミグダリン(シアン配合体)も一緒に含まれるものがあるそうです。

アミグダリンは、多量に摂取すると悪心、頭痛、目まいなどを起こすことがあり、

食品衛生法で、10ppmを超えることは違反と定められています。

しかし、現状ではそれを超える製品が多く出回っているので、

しっかりと成分を確認して購入することが必要だということでした。

投稿者プロフィール

北原淳子

株式会社ケーエーナチュラルフーズ

日本食品食品保健指導士

NR(栄養情報担当者)・サプリメントアドバイザー

日本成人予防協会認定 健康リズムカウンセラー

日本商工会議所 全国商工会連合 2級 販売士