【二十四節気:小満(5月21日~6月5日頃)】

2018年5月17日

田植え

執筆者:北原 淳子

二十四節気の「小満」とは、5月21日~6月5日頃、

あらゆる命が満ちていく時期です。

太陽を浴び、万物がすくすくと育つ季節です。

梅雨を前に、麦は黄金色の穂を揺らし、収穫の時を待ち、

田んぼは田植えの準備に追われます。

共同作業

農家は活気に満ちあふれ、「猫の手も借りたい」ほど大忙しになります。

それを乗り越えたのは、近所同士で助け合う「結い(ゆい)」の関係です。

困った時はお互い様。こうした助け合いの精神は、日本ならではのものですね。

こういった日本人の精神はなくなってほしくないですね。

この時期旬の食材は?

この時期旬を迎える食材は、いろいろありますね。

その中でも私の大好きな「梅」と「らっきょう」が旬を迎えます。

梅

夏の暑さに負けない身体作りのために、わが家では毎年、

梅ジュース、梅酒、梅干し、梅エキス、らっきょうの塩漬け&酢漬けを作ります。

らっきょう

毎晩、空き時間をみつけては、らっきょうを洗います。

1年分をこの時期につけますので、最低10kgは購入します。

私のお気に入りは、鳥取砂丘の根つきらっきょうです。

根を取り、皮をむき下ごしらえは大変ですが、

歯ごたえシャキシャキの塩漬けは、本当に美味しいです。

塩漬けは、日持ちがしないので、後は酢漬けで貯蔵用。

毎日、3粒食べるらっきょうは、私の健康法の一つです。

「らっきょう」の効能効果

生らっきょう

中国原産の多年草で、ニンニク、ネギ、ニラと同じユリ科の植物です。

栄養的には、カリウムを多く含み、独特なにおいの硫化アリルを含みます。

硫化アリルは、ビタミンB1の効果を高める作用と抗菌作用があります。

らっきょうは、「ガイハク」という生薬名で漢方薬にも使われています。

気を流して、血管内の老廃物を散らす作用があるので、

狭心症などによる心臓の痛みなどに用いられているそうです。

また、吐き気や喘息にもよく、冷えを取り除き、身体を温める効果もあります。

梅雨の時期は湿気が多く、身体が重だるく、体調を崩しがちですが、

そんな時にお勧めの食材がらっきょうです。

ぜひ、今年は「らっきょう」健康法をお試しください。

この時期限定!!生らっきょうチャンプル

らっきょうに含まれる硫化アリルとビタミンB1が豊富な豚肉を使った

私が一押しのレシピを紹介します。

【材料:4人分】

生らっきょう:150g 豚肉:200g 木綿豆腐:1丁

ニラ:1束、かつお節:適量 キングアガリクス100:1袋

ごま油:大さじ2、醤油、塩、胡椒:適量

【作り方】

  1. らっきょうは皮をむき、根を切り落とし、薄切りにする。
  2. 豚肉は食べやすい大きさに切る。
  3. 豆腐はキッチンペーパーで包み、耐熱皿にのせ1~2分電子レンジで加熱。
  4. にらは2~3cm長さに切る。
  5. フライパンにごま油大さじ1を熱し、豆腐を手で崩しながら入れ、表面に焼き色が付くまで炒め、お皿に取りだす。
  6. ⑤にごま油大さじ1を加え、豚肉を炒め、火が通ったら、らっきょう、にら、かつおぶしを加えて炒め、醤油、塩、胡椒で味をととのえ出来上がり。

生らっきょうが手に入るこの時期ならではの元気レシピです。

梅雨のこの時期旬の食材で元気モリモリ♪

来週は、「梅」の健康法をお伝えします。

参考:小学館「食の医学館」、

学研「からだに役立つ 薬膳・漢方の食材便利帖」

実業之日本社「薬膳・漢方の食材帳」など

投稿者プロフィール

北原淳子

株式会社ケーエーナチュラルフーズ

日本食品食品保健指導士

NR(栄養情報担当者)・サプリメントアドバイザー

日本成人予防協会認定 健康リズムカウンセラー

日本商工会議所 全国商工会連合 2級 販売士