旬の食材で美味しく元気に【 鰆】

2018年3月29日

春爛漫

執筆者:北原 淳子

春の陽気に誘われて、桜前線がにぎわい始め、

虫たちが生き生きと活動を始めています。

この時期は寒暖の差が激しいので、旬の食材を食べて免疫力を整えて、

着るもので上手に体温調節をして元気に過ごしたいものですね!

春の海では、海藻やいろいろな魚が解禁となります。

魚へんに春と書いて『鰆(さわら)』は、

特に関西地方では春を代表する魚として人気で、

上品な身は西京漬けや酢〆で食されています。

『鰆』を紹介いたします。

鰆

北海道南部から本州沖合、瀬戸内海、東シナ海と広く分布・回遊しています。

鰆は成長とともに名前が変わる出世魚です。

成長すると大きいもので、1m位にもなる大型魚です。

40cm位の時:関西・四国・九州では『サゴシ』、関東では『サゴチ』と呼びます。

鰆の栄養と効能

 動脈硬化、高血圧予防、美肌、精神安定

鰆は、薬膳的な働きとしては、「気」を補う作用が非常に強力で、

体力の衰えによる疲労感や倦怠感がひどい時に抜群の効果を発揮します。

特に胃弱の倦怠感に効果的です。

カリウム:何と言っても、鰆は豊富に含まれているのがカリウムで、

塩分の弊害をカバーし、血圧を下げる効果があり高血圧の予防には効果的です。

また、心臓機能、筋肉機能をコントロールしているといいます。

ビタミンB2:脂質と糖代謝に関与し、成長を促進し、口内炎や口角炎、

目の充血などを防ぎます。

別名、たんぱく質と一緒に働き美肌を作るので「美容のビタミン」、

子供の成長に欠かせない栄養素なので「発育ビタミン」とも呼ばれています。

ナイアシン:炭水化物、脂質、たんぱく質といった三大栄養素が、

エネルギーに作り替えられる時に欠かせない栄養素で、

ビタミンB2と共に肌荒れ、口角炎、食欲不振などの予防に役立ちます。

ビタミンD:カルシウムやリンの吸収を促したり、腎臓での再吸収を

促進する作用があります。

ビタミンDは骨粗鬆症、筋肉の痙攣、動脈硬化などの予防に役立ちます。

鰆と茸たっぷりのホイル焼き

鰆に含まれるDHA、舞茸に含まれるβ-グルカンが動脈硬化の予防に役立ちます。

ホイル焼きは、食材が蒸し焼き状態になるので、野菜の旨味、香りが魚に移り、

とても美味しく、後片付けも簡単で一石二鳥!

鰆のホイル

【材料:2人分】

鰆の切り身:2枚、新玉ねぎ:1個、人参:1/2本、エリンギ:2本、舞茸:1/2パック

菜の花:1/2束

A【オリーブ油:大さじ1、マヨネーズ:大さじ1、醤油:大さじ1、キングアガリクス100:1袋】

【作り方】

  1. 鰆の切り身に塩をふり10分ほど置く。
  2. 玉ねぎ、人参を千切りにする。
  3. エリンギ、舞茸は適当な大きさに切る。
  4. 菜の花は、硬めに下ゆでをし、2~3cmの長さに切る。
  5. アルミホイルを大きめに2つ切る。
  6. それぞれに玉ねぎをのせ、その上に水気を拭き取った鰆をのせる。
  7. 人参、エリンギ、舞茸、菜の花をのせ、調味料Aをかけ、ホイルの口を閉じる。
  8. オーブンで15分、またはフライパンに並べ、蓋をして中弱火で12分焼いて出来上り♪

鰆と春キャベツの健康煮

鰆キャベツ

【材料:2人分】

鰆の切り身:2枚、春キャベツ:1/4個、

椎茸:4枚、しめじ:1パック、生姜(千切り)適量、

A【水:300cc、醤油:大さじ2、酒:大さじ1、みりん:大さじ1、キングアガリクス100:1袋】

【作り方】

  1. 鰆の切り身は半分に切る。
  2. 春キャベツは5cm位のざく切りにする。
  3. 椎茸は石づきを除き、5~6mm位の厚さに切る。
  4. しめじは石づきを除き、細かくばらす。
  5. 鍋に湯を沸かし、鰆を入れ、火が通ったら冷水に取り、ぬめりをとる。
  6. 5で使った鍋の湯を捨て、Aを中火で煮たてる。
  7. 沸騰したら、生姜、キャベツを入れ、キャベツがしんなりしたら、鰆を入れる。
  8. 約3~5分煮たら出来上がり♪

旬の食材を美味しく食べて、元気に過ごして下さいね♪

参考:小学館『食の医学館』、

日本文芸社『食べもの栄養事典』

永岡書店『食材の栄養素を最大限に引き出す便利帖』

投稿者プロフィール

北原淳子

株式会社ケーエーナチュラルフーズ

日本食品食品保健指導士

NR(栄養情報担当者)・サプリメントアドバイザー

日本成人予防協会認定 健康リズムカウンセラー

日本商工会議所 全国商工会連合 2級 販売士