なぜ朝食と夕食を抜くのは良くないのか?

2018年4月23日

朝食

執筆者:元井章智

先日、【ぐっすり眠るために~入眠直後の90分が大切~】といったコラムを書かせて頂きましたが、その中で睡眠の質を高めるための7つの心得をご紹介いたしました。

睡眠リズム

今回のコラムでは、【7.規則正しい食生活】に関連して、「なぜ朝食と夕食を抜くと良くないのか?」についてご紹介したいと思います。

なぜ朝食と夕食を抜くと良くないのか?

空腹

毎日の規則正しい生活に食事はとても大切です。朝食には、体内時計をリセットして1日のリズムを整え、活動を始めるためのエネルギー補給の役目があります。さらには肥満防止効果があることも確認されています。朝は忙しいからと言って食べずに過ごすのはやめましょう。

夕食を抜くのも良くありません。例えばダイエットのために夕食を食べずに寝ようとすると、空腹でなかなか眠れないことってよくありますよね。そのため、結局ベッドから起き出して、夜中にたくさん食べてしまったという経験がある方もいらっしゃるかと思います。

実は、これには科学的な理由があります。眠れないのは、空腹により覚醒状態を維持する【オレキシン】というホルモンが脳内に分泌されるからです。さらに、オレキシンは食欲を増大させたり、交感神経の活発化や体温の状態を促したりもします。

朝食や夕食を抜くのは、睡眠はもちろんダイエットや健康にも悪影響を及ぼしますので、きちんと食べることをオススメします。

まとめ

私自身、最近は朝6:00に起きて23時には寝るという、自分でも感心するくらい、かなり規則正しい生活をしています。そして、その規則正しいリズムの中で、毎朝、毎晩ご飯を食べています。

しかし、以前は忙しくて朝ごはんを抜いたり、体を絞ろうと思って夕飯をほとんど食べなかったりしたことがありました。そして夕飯を食べなかった時には、まさに【空腹でなかなか眠れず、結局、夜中にご飯をたくさん食べた】ことがあったことを思い出しました。

根拠がなく、「朝晩は食べた方がいい」とだけ言われてもなかなか実行できませんが、しっかりとした理由(眠れずにお腹が減るメカニズム)が解ると、やっぱり食べた方がいいんだなと凄く納得でき、行動に移しやすくなりますよね。

これからも根拠に基づいた健康情報をご紹介していきたいと思います。

投稿者プロフィール

社長

元井章智

東栄新薬株式会社代表取締役社長

株式会社ケーエーナチュラルフーズ代表取締役社長

慶應義塾大学SFC研究所所員、東京薬科大学薬学部免疫学教室専攻
日本抗加齢医学会会員、NR(栄養情報担当者)・サプリメントアドバイザー