旬の食材で美味しく元気に【大根】

2018年2月22日

執筆者:北原 淳子

大根

春の足音が・・・・とはいえ、しばらくは厳しい寒さが続くと思いますので、

温かくして元気に過ごしたいものですね♪

アブラナ科の一年草である大根は、春の七草のひとつとして、

日本では古くから親しまれています。

大根は種類が多く、長さや太さなどいろいろありますが、

一般に流通しているのは、辛味が少なく、やや小型の青首大根です。

冬大根の代表で、この時期特に甘味が強く、美味しいです。

今月は、今が旬の栄養たっぷりの大根について紹介します。

大根の栄養と効能

葉:発がん性物質を抑制、骨粗鬆症予防

根:胃潰瘍・胃炎(消化を助ける)、発がん性物質を抑制、

便秘・整腸作用、むくみの改善、二日酔い予防、動脈硬化予防、高血圧予防

【葉】

大根葉

葉は、緑黄色野菜で、カロテンを豊富に含み、カルシウム、食物繊維、ビタミンCといった

栄養素は小松菜を上回っています。これらの成分は、がんや骨粗鬆症、貧血の予防改善などの

効果があります。根の部分にはない栄養素がありますので、捨てないでくださいね!

【根】

大根根

根の部分で最も注目したいのが、消化酵素であるアミラーゼです。

アミラーゼはデンプンを分解する酵素で、食物の消化を助け、胸やけや胃もたれを防ぎます。

同じく酵素である解毒作用、がん予防にもなるオキシダーゼも含まれます。

これらの成分は熱に弱く、大根おろしにすることで、殺菌作用や抗炎症作用のある

「イソチオシアネート」という辛味分が現れます。ビタミンCはおろしてから20分で

約2割が減少しますので、食べる直前におろすのがお勧めです。

☆ 栄養豊富な大根の葉っぱのこんな使い方

 干した葉っぱを細かく切って袋に入れ、お風呂に入れると、身体が温まり、

神経痛や冷え症など、効果的に働くと言われています。漢方薬局では大根の干した

葉っぱは干葉(ひば)として販売しています。

生の葉っぱの汁は、切り傷や虫さされなどによるかゆみを抑えてくれる作用があります。

風邪をひいた時、おばあちゃんが作ってくれた万能大根飴

昔からある民間療法の一つ!大根の皮はむかないで!!

肺を潤し、咳、痰、皮膚の乾燥予防に効果があります。

のどの痛みを予防するには『はちみつ』を、炎症を抑えるには『水あめ』を

大根に合わせるのが効果的です。

【材料】大根1/2 はちみつ:適量

【作り方】

  1. 大根をきれいに洗い皮はむかず、2cm角に切る。
  2. 煮沸消毒をした瓶の容器に、大根を入れ、はちみつをたっぷり入れる。
  3. 3時間以上漬けこんで、大根が浮かんできたら大根を取り除く。
  4. お好みの量を熱いお湯で溶かして出来上がり♪

※取りだした大根は、ヨーグルトやおみそ汁、煮物などに混ぜて美味しくいただきます♪

丸ごと大根の栄養たっぷり炒め

【材料:4人分】

豚もも肉:300g 葉付き大根(小):1/2本

椎茸:4枚 しめじ:1パック

ごま油:大さじ1 キングアガリクス100:1袋 塩、胡椒、白ごま:適量

A【醤油:大さじ1、酒:小さじ1、オイスターソース:小さじ1】

【作り方】

  1. 豚肉は一口大の大きさに切る。
  2. 椎茸は石づきを切り取り、削ぎ切りにする。
  3. しめじは石づきを切り落とし、細かくほぐす。
  4. 大根の葉は良く洗い、3~4cmの長さに切る。
  5. フライパンにごま油を熱し、豚肉を炒める。
  6. 火が通ったら、椎茸、しめじ、大根の葉、アガリクスを加えさらに炒める。
  7. 調味料Aを入れて強火でしんなりとするまで炒める。
  8. 大根は良く洗い、根の部分は皮をむかずにおろす。
  9. (7)をお皿に盛り、大根おろしを上にのせ、お好みで七味や山椒を振る♪

※おろしてから時間が経つとビタミンCが低下するので、酸化防止にレモン汁をかける

参考:小学館「食の医学館」学研「薬膳・漢方の食材便利帖」

実業之日本社「薬膳・漢方の食材帳」など

旬の食材で元気に過ごして下さいね!!

投稿者プロフィール

北原淳子

株式会社ケーエーナチュラルフーズ

日本食品食品保健指導士

NR(栄養情報担当者)・サプリメントアドバイザー

日本成人予防協会認定 健康リズムカウンセラー

日本商工会議所 全国商工会連合 2級 販売士