中医学(漢方)による【日常の冷え対策】5つのポイント

2017年12月18日

冷え症

執筆:元井章智

最近、本当に寒い日が続いていますね

今朝のニュースでは、ついに東京でも最低気温がマイナスになったとのことです

この時期になると

●手足が冷たくて、なかなか眠れない

●いったん冷えると温まりにくい

といった冷え症の方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?

免疫力と体温は密接に関係していて

体温が1℃下がると免疫力は30%も下がるとも言われています

昨年の春から東京薬科大学の中国医学実践講座に通っていますが

昨日の講義で、【日常の冷え対策】に関する内容がありましたのでご紹介いたします

【日常の冷え対策】

講師:吉祥寺東西薬局 猪越英明先生

1. 水分の摂りすぎに注意!

水

「水」は体を冷やすもの 特にコーヒー、緑茶は控えめに

水分補給は食べ物(温野菜)などから。できればスープがベスト!

薬膳料理など、暖かいスープとして水分を摂ることが好ましいと考えられています。

2.冷たいもの、生ものを控えめに!(夏でも)

ビール

果物も体を冷やすものが多い(特に南国のフルーツは体を冷やす性質のものが多い)

中国では、食事の時には、胃腸の働きを良くするために「温める」ことが重要と考えられています。そのため、食事中はお腹を温める「白湯(さゆ)」を飲むのが一般的です。

(普段から冷水ではなく、白湯を良く飲みます)

日本で、食事の際に出てくる一般的な「お冷(水+氷)」は、中国ではまず飲みません。

ビールに関しても同様で、ビールを常温で出すお店も多いです。

(最近では、外国人や若者が冷たいビールを飲むことが増えてきたので、冷たいビールと常温のビールを用意しているお店が増えてきました。)

ちなみに、スイカも常温で食べるのが一般的とのことです。

3.甘いものを控えめに!

砂糖

白砂糖は体を冷やす性質があります

4.お腹と足首を守ること!

お腹

腹巻、レッグウォーマーなど お灸も活用

5.お風呂にはできるだけ入る!

風呂

お湯の温度は熱過ぎず、長風呂は避けること

普段は40℃を目安に(冬場は41℃)15分間くらいがオススメ

心臓に負担をかけないよう肩までではなく、胸まで入るのがベター

なお、42℃といった高温のお湯に入ると交感神経が刺激され

末梢の血管が縮んでしまうので、お風呂からあがるとすぐに手足が冷えてしまうとのことです

講義を聞いて

猪越先生は、主に婦人科系のお悩みを抱える方を診察されていて

ほとんどの患者さんに、この「冷え対策」をご紹介されているそうです

冷え対策に

【1.水分の摂りすぎ】、【2.生もの】、【3.甘いものを控えめに】

といったお話しは初めてうかがいましたが

【2.生もの】にはお刺身なども含まれるそうです

そして、【2、冷たいものを控えめに】

といった内容は以前からよく耳にするのですが

私自身、実践できているかというと正直、出来ていないことが多いと思います

(特に、運動後のビールですね。。。)

なお、この5つのポイントには入っていませんでしたが

お肉の種類によって体を温めるか、冷やすといった違い

昨日の講義で教えていただきました

一番温めるのが【羊】、次いで【牛】

どちらでもないのが【豚】で、体を冷やすのが【馬】だそうです

(そういえば、羊肉のジンギスカンなどは寒い地方で良く食べられていますね)

冷え症にお悩みの方がいらっしゃいましたら

5つのポイントの中から、取り入れやすいものから始めてはいかがでしょうか?

私自身、最近、朝会社でパソコンを打つ時に

指先がカジかんでうまく打てないことがあります

せっかく習ったことなので

5つのポイントを日々の生活に取り入れていこうと思います

(特に、冷たい飲み物に注意しようと思います)

投稿者プロフィール

社長

元井章智

東栄新薬株式会社代表取締役社長

株式会社ケーエーナチュラルフーズ代表取締役社長

慶應義塾大学SFC研究所所員、東京薬科大学薬学部免疫学教室専攻
日本抗加齢医学会会員、NR(栄養情報担当者)・サプリメントアドバイザー

PS.

昨日で東京薬科大学中国医学実践講座の上級編を修了しました

今後も勉強を重ねて、来年の冬の【国際中医試験】に挑戦しようと思います

修了証

(修了証)