NR・サプリメント アドバイザー レベルアップセミナーに参加してきました

2017年7月13日

セミナー

2017年7月9日(日)

会場:有楽町朝日ホール

NR・サプリメント

アドバイザー

レベルアップセミナーに参加してきました。

今回のコラムでは、セミナーで紹介されていた演題のひとつ、

「緩和医療における食事・栄養について」

大妻女子大学家政部食物学科 川口美紀子先生

のお話しをご紹介いたします。

がん患者さんの栄養障害と緩和ケアにおける栄養治療の大切さを

わかり易く症例を用いてお話しして下さいました。

はじめに、「がんと診断されたその時から」「体重減少が起きる前に」

食事が摂れているかが、とても重要ということ。

病気になってすぐに対応しなければならないのは、

毎日の食事を美味しく食べているか。栄養が摂れているか。

治療や日常生活に耐えうる体力の維持、

全身の治癒環境を整える体力を維持するには、

「見る、口にする、笑顔を誘う食事」がとても大切で、

食事を楽しむことが治療には欠かせないとのこと。

医師、看護師、栄養士との連携で取り込むことがとても重要であること。

先生が務めていた島根の病院では、

患者さんに専任の栄養士さんが付き、

コミュニケーションを取りながら、病状に合わせ、

食べたいものを提供できるようなシステム作りがなされていました。

しかし、患者さんとの絆づくりは難しく、

2~3日でコミュニケーションがとれるようになる人は30%

1~2週間かかってしまう人は18%

1~2ヶ月が35%、3~4ヶ月が13%

と、精神的に悩む患者さんはとても食事の受け入れに時間がかかり

ご苦労をされていたようです。

患者さんが食べられない理由を細かく分析し、

●どんなものだったら食べられるか

→ 懐かしい料理、覚えている味

●食べ方の工夫

→ くしに刺す、手づかみ

●治療で体調の悪い時の食事、体力・生活の質がとても悪い状態の時

→ 好きなものを、少量でも食べてもらうようにする

といったように、患者さん、ご家族からいろいろなお話を聞いて食事を提供してたそうです。

病院食というと、健康のために塩分控えめ・あまりおいしくない、

というイメージを持っていたのですが、本当に患者さんと向き合って、

チーム医療で支えてくれる病院もあるんだな・・と思いました。

人間の身体は食べたものからできています。

病気にかからないためにも、病気を治すためにも食事はとても重要で、

「食事の喜び」が人間の笑顔・健康につながると、

改めて感じることのできる講演で、

管理栄養士としての先生の想いに感動いたしました。

先生は現在、

がん患者さんに島根大学病院での経験を元に

いろいろご活躍をされています。

がん患者さんとその家族や友人が、自分の力を取り戻す場所として、

2016年10月10日にオープンした

『マギーズ東京』で、週2回、美味しいスープを提供して下さっているそうです。

病気で悩むことがあったら、ぜひ利用したいと思いました。

『マギーズ東京』新豊洲

東京都江東区豊洲6-4-18 Tel:03-3520-9913

http://maggiestokyo.org/

食事笑顔

「生きる力の根源」食事、

食事の摂り方はいろいろありますが

「いただきます」「ごちそうさま」と

食べる喜び、笑顔になれる食事を楽しみたいですね。

ケーエーナチュラルフーズ 北原