【菌(きん)】の訓読み、知っていますか?

2017年6月26日

菌

細菌、ばい菌などマイナスなイメージが強い【菌(きん)】ですが、意外な訓読みがあるのをご存知ですか?

(答えはコラムの中でご紹介します)

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先日、友人ときのこ鍋を食べに行った時のことですが、「食用きのこについても詳しいの?」と聞かれました。

キノコ鍋

(モンゴルのきのこ鍋)

私自身、永年アガリクスを扱っていますし、

霊芝(レイシ)、冬虫夏草、チャーガ(カバノアナタケ)、ハナビラタケ、ヤマブシタケ、カワラタケなどの薬用きのこに関しては、自分で言うのもなんですが、かなり詳しいです。

(ちなみにシイタケ、マイタケ、マッシュルームなどは海外では、薬用きのことして認知されています 世界的に有名や薬用キノコについて詳しくはこちら

しかし、食用きのこというと、、、

シメジ、エリンギ、キクラゲ、海外ではポルチーニ、アンズタケ、高価なところではマツタケ、トリュフ、、、

たぶん、一般の方と同じくらい、むしろ料理をする方のほうが詳しいかもしれません。

「一般的な食用きのこしか知らないよ」と答えると、

友達に「きのこ検定って知っている?」と、聞かれました。

「きのこ検定」?知りませんでした。。。

きのこ検定

非常に興味を持ったので、家に帰ってインターネットで検索

きのこ検定のホームページをみつけました

きのこ検定HP

(きのこ検定のホームぺージ)

http://www.kentei-uketsuke.com/kinoko/

きのこ検定は年に1回開催され、次回は2018年2月25日(日)とのこと

公式テキストがあったので、さっそく購入。

キノコ検定

(きのこ検定の公式テキスト)

本が届くと、まずは「きのこ検定」がどの程度のレベルなのかについて調べました

きのこ検定のレベル

テキストの中では検定の各級のレベルが以下のように紹介されています。

4級「きのこ世界の入門者レベル」

きのこに関する基礎的な知識を持ち、きのこの世界を楽しく学べる。

3級「きのこ世界の住人レベル」

きのこに関する基礎的な知識を持ち、日々の生活や料理に取り入れられる。

2級「きのこ世界の案内者レベル」

きのこに関する幅広い知識を持ち、日々の生活や料理に使いこなせる。

1級「きのこ世界の伝道師レベル」

きのこに関する幅広い知識を持ち、周囲の人にもアドバイスできる。

試験範囲は公式テキストに記載されているきのこの概要や

きのこ図鑑に掲載されている150種類のきのこに関する内容です

腕試しに、まずは4級(入門者レベル)の模擬問題に挑戦してみようと思いましたが、

16問あるうち、すぐに解ったのは16問中わずか4問

きのこ世界の奥の深さを実感しました。。。

「菌(きん)の訓読み」

気を取りなおして、最初から読んでいった時に出てきたのが

冒頭の「菌(きん)」の訓読みについてです。

公式テキストには、知ってて当然かのごとく以下の様に書かれていました。

「菌」の訓読みは「きのこ」というだけに、きのこは菌類の代表格をいえるでしょう。

ひょっとして「菌=きのこ」と読むのは、一般常識なのかと思ってまわりの人に聞いたところ、10人中全員が答えられなかったので少し安心しました。

その他にも、きのこのオススメの料理法や

「日本で最も生産量が多いきのこは?」

「世界で最も生産量が多いきのこは?」

「世界最大の生物=クジラではなく、実は、、、」

など、ちょっとした知的好奇心がくすぐられる内容が盛りだくさんでした。

普段、「アガリクスに含まれるβ-グルカンが、マクロファージや樹状細胞などの受容体Dectin1に結合し、、、」

といった具合に、学術的にきのこを研究していますが

今回、「きのこ検定」について知り、きのこに関する一般的な知識ついて学ぶ良い機会になりました。

検定は来年2月ですので、それまでにきのこについてコツコツ勉強して、なんとか2級「きのこ世界の案内者レベル」、できれば1級「きのこ世界の伝道師」に挑戦したいと思います。

東栄新薬株式会社

株式会社ケーエーナチュラルフーズ

元井章智

PS. ちなみに「世界最大の生物」はアメリカのオレゴン州で発見されたオニナラタケの1種。

地中に広がった同じ遺伝子も持つ菌糸体(きのこの根っこの部分)の総面積が約8900㎡にもなり、推定年齢は約2,400歳以上だそうです。

PPS. 薬用きのこに関しては、【国際薬用きのこ学会】という2年に1度開催される国際学会があります。

私自身は、2回連続(2015コロンビア、2013北京)で参加。今年も「薬用きのこの伝道師」として、イタリア シチリア島で開催予定の第9回国際薬用きのこ学会に参加予定です。

国際薬用きのこ学会(2015 コロンビア大会)の様子についてはコチラをクリック