免疫力と免疫細胞について

2017年5月15日

免疫力と免疫細胞について

免疫細胞

私たちの身体を守ってくれる免疫力。「病気になりやすい」「病気が治りにくい」という人は、免疫力が弱っていると考えられます。「疲れやすい」「疲れの回復が遅い」という人も、免疫力の低下が影響している可能性があります。

免疫力は、免疫細胞のチームワークによって発揮されます。免疫細胞が生き生きと本来の働きをすれば、私たちの身体は病気に打ち克つことができ、健康寿命を延ばすことができます。

今週から5週に渡って、免疫細胞に注目したコラムを連載いたします。

第1週(5月15日) 免疫細胞の種類と働き

第2週(5月22日) ナチュラルキラー細胞の重要性

第3週(5月28日) NK細胞を活性化するために(食事編)

第4週(6月5日)  NK細胞を活性化するために(生活習慣編)

第5週(6月12日) がん予防とNK細胞の活性化

免疫細胞がどのように働いているのか、免疫の基礎を確認し、免疫細胞の中でも特に重要な働きをするナチュラルキラー(NK)細胞を活性化するため、望ましい生活習慣などを知り、健康づくりに役立て下さい。

免疫細胞の種類と役割

免疫細胞は白血球全身を巡って働きます

免疫細胞がどこにあるか、ご存じですか? それは血液の中にあります。血液は、白血球、赤血球、血小板、そして、液体成分の血漿(けっしょう)で構成されており、免疫細胞の主体となるのが白血球です。

免疫細胞

白血球の免疫細胞群の主なものとしてリンパ球があり、これにはNK細胞、T細胞(キラーT細胞とヘルパーT細胞など)、B細胞などがあります。そのほか白血球には、アメーバ―状のマクロファージ、木の枝状の突起がある樹状細胞という免疫細胞もあります。

こうしたさまざまな免疫細胞が血液を通じて身体のいたるところに存在し、全身を巡回しながら異物や病原体と闘い、私たちを守っています。

それぞれの免疫細胞が見事な連係プレーを発揮

免疫細胞の働きは、「自然免疫」と「獲得免疫」に二分されます。

免疫細胞分類

自然免疫は、身体に生まれつき備わった免疫の働きをします。

獲得免疫は、さまざまな病原体に感染することで得られるもので、自然免疫では守れないときに高度な免疫の働きをします。具体的には、最初に感染して闘ったときの記憶情報をもとに、二度目の侵入に対して武器となる「抗体」をつくり、撃退します。

それぞれの免疫細胞を自然免疫と獲得免疫に分類すると、下の図のように分けられます。これらは見事に連携しながらチームプレーを発揮し、病気を未然に防いだり、治したりしています。

免疫細胞

次週(5月22日)は、がん細胞を攻撃してくれる【ナチュラルキラー細胞の重要性】についてご紹介いたします。

東京薬科大学薬学部専攻(免疫学教室)

株式会社ケーエーナチュラルフーズ

東栄新薬株式会社

元井章智

PS.

昨年、私がアメリカ自然療法医学会=AANP(OncANPの関連学会)に参加して得た情報をハンドブック【アメリカでがん治療に推奨されている食事とサプリメント】としてまとめました。

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