日本薬学会第137年会(仙台)でキングアガリクスの発表を行いました

2017年3月27日

日本薬学会

第137回日本薬学会(仙台)でキングアガリクスに関する研究成果を東京薬科大学免疫学教室と共同発表しました。

東京薬科大学免疫学教室では

私たち、東栄新薬がアガリクスの取り扱いを始めた1995年当初から

キングアガリクスに関する共同研究を行っていただき

1999年の日本薬学会119年会から今年まで

19年連続で共同学会発表を行っています。

今回の発表内容

今回、キングアガリクスに関する発表は2報です。

1)β-グルカンに関する発表

1報目は

「可溶性β-グルカンの構造の違いによるサイトカイン産生誘導作用への影響」

β-グルカンの発表

β-グルカンの発表

(発表者の山中先生(右)とポスターの前で)

主な発表内容

アガリクスの主要成分にβ(ベータ)-グルカンという成分があります。

β-グルカンには様々な種類があり、アガリクスには1,3と1,6が結合した下の図のようなタイプのβ-グルカンが含まれます。

β-グルカン

今まで有用成分としての主体は1,3グルカンであり、世界的にも1,3グルカンに関する研究が進んでおりました。

1,6グルカン

今回の発表は残りの1,6グルカンに注目して実験を行い、1,6グルカンにも何かしらの役割があることを発見したとする発表内容でした。

1,6グルカン

2)アガリクスの有用成分に関する発表

2つ目の発表が

Agaricus brasiliensis由来の重合polyphenolのpolyglobin N との反応性」

重合ポリフェノール

共同発表者に私の名前も入っています。

アガリクスの重合ポリフェノール

(発表者の田島先生(左)とポスターの前で)

主な発表の内容

アガリクスに含まれるどの成分が、血中の抗体と結合するのか(=有用成分なのか)を検討した研究。冷水で抽出した成分と、高温の熱水で抽出した成分それぞれを対象に実験を行いました。

アガリクスの抽出

その結果、冷水で抽出した成分では重合ポリフェノールが抗体と反応し、熱水で抽出した成分ではβ-グルカンやリグニンと呼ばれる成分が抗体と反応したと考えられます。

アガリクスの抽出成分

結論としては、アガリクスに含まれる有用成分としては、冷水で抽出した成分では重合ポリフェノール、熱水で抽出した成分ではβ-グルカンやリグニンがあり、アガリクスには主要成分であるβ-グルカン以外にも様々な有用成分が含まれることが確認されました。

アガリクスに関する発表

今回の日本薬学会 第137年会では

アガリクスに関する発表は、私たちのキングアガリクスに関する発表2報のみでした。

(学会ホームページの要旨全文検索で「アガリクス」「agaricus」で検索)

他のアガリクスメーカーでは

研究開発体制を縮小、中止している企業が多い中

私たちは地道な研究開発を継続することで

お客様の信頼・安心を得られると考えています。

今後もアガリクス研究のリーディングカンパニーとして

東京薬科大学免疫学教室をはじめ、東京大学食の安全研究センター、慶應義塾大学医学部、麻布大学獣医学部などとの共同研究を継続していきたいと思います。

東栄新薬株式会社

株式会社ケーエーナチュラルフーズ

元井章智

PS.

今回の日本薬学会では、基礎研究分野(細胞レベルや動物実験)での発表以外に、かかりつけ薬局の役割、薬剤師へのニーズに関するアンケート結果、お薬手帳の活用方法、服薬指導の実践、といった「医療の現場においてどのような薬剤師が求められているか」を紹介した内容が増えていました。