行事食を食べて元気に過ごそう 『おこと汁』

2017年2月2日

節分

月日が経つのはとても早いですね。

2017年が始まり、1ヶ月が経ちました。

明日は節分、そして翌日は立春ですね。

『事八日』ってご存知ですか?

昔の人は、元旦に、新年の幸せをもたらすためにご先祖様が神様となって

山からおりてくるので、お迎えするために正月行事の準備を始めました。

年越しの神事が始まる日として12月8日を「事始め」、

そして、後片付けなど神事を納める2月8日を「事納め」としていました。

神様に関する一連の「事」が終わると、

春を迎え田畑を耕す時期となり、人々の日常が始まります。

田畑

人の事始めは2月8日、事納めは12月8日 

年神様を迎えるための正月行事が終わり、

人々の日常生活が始まるのが2月8日です。

旧暦2月8日は、現在の 3月中旬の気候にあたります。

暖かくなり、農作業が始まり、

人々のが活動的になるのがこの 2月 8日の「事始め」となり、

年神様を迎える正月行事が始まる12月8日を「事納め」としていました。

神様の活動と、人の活動がちょうど反対ということです。

 

『事八日』の『針供養』

『事八日』の一般的な行事としては、

『針供養』をご存じの方は多いのではないでしょうか?

針供養

西日本では12月8日に、東日本では2月8日に、行われる事が多いようです。

針仕事は女性にとってとても大切なことで、

いつも使っている針に感謝して、古くなった針や折れた針を

豆腐やこんにゃくに刺して川に流したり、神社に納めたりして、

裁縫の上達を願いました。

東京で針供養をするなら「浅草寺」が有名で、

昔、祖母と浅草寺を訪れた後に、くずもちを食べたことを懐かしく思い出します。

この時期にぜひ食べたい伝統食『おこと汁』とは? 

『おこと汁』は、『事八日』に無病息災を祈って食べるおみそ汁のこと。

里芋、大根、にんじん、ごぼう、小豆、こんにゃくの6種類の具を

入れるのがポピュラーだったようです。

冬のこの季節に旬を迎えた今野菜で作る『おこと汁』は、

ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富で、

寒い季節に体を芯から温める健康長寿食でした。

地方によって、入れる具材はいろいろあるようですが、一例をご紹介します。

おこと汁

おこと汁

【材料】(4人分)

里芋:4個 大根:1/2本 人参:1本 ごぼう:1本 小豆:大さじ4 こんにゃく:1枚

だし汁:800cc 味噌:大さじ4 あさつき:適量

栄養を考えて・・かぼちゃ:1/4個 えのき茸:1袋  キングアガリクス100:1袋 を追加!

【作り方】

  1. 里芋はよく洗って皮をむき、食べやすい大きさに乱切り。
  2. 大根は皮をむき、厚さ1cm位のイチョウ切り。
  3. 人参は皮をむき、厚さ0.5cm位のイチョウ切り。
  4. ごぼうは皮をそぎ、食べやすい大きさの乱切り。
  5. 小豆は水で洗う。
  6. こんにゃくは一口大に手でちぎり、熱湯をかけて灰汁をぬく。
  7. えのき茸は石づきを切り取り、2cmくらいの長さに切りほぐす。
  8. かぼちゃはふんわりラップをかけてレンジで1分、食べやすい大きさに切る。
  9. 鍋に(1)~(8)の具とキングアガリクスを入れ、だし汁を入れ火にかける。
  10. 沸騰したら弱火にして、具が柔らかくなるまで煮る。
  11. 具が煮えたら、味噌を溶き入れ火を止める。
  12. お椀に盛り、あさつきを散らして出来上がり。

私の幼いころは

・・祖母が針供養に出かける前に作った『お事汁』にうどんを入れて食べていました。

その時に、かぼちゃ、えのき茸・・・は入っていなかったと思います。

今では、冷蔵庫にある野菜をいろいろ入れています。

伝統食にはそれなりの理由があったのですね。

ケーエーナチュラルフーズ 北原