癌予防の5つのポイント

2017年1月16日

水上先生

昨年の12月15日ですが、未病に関する会合の中で

【難しいことはわかりませんが、「がん」にならない方法を教えて下さい】の著者

健康増進クリニック院長 水上治先生の

【癌の予防】に関する講演を聞きました

講演自体は15~20分と短いものでしたが

非常に濃い内容でしたので、以下、ポイントをまとめてご紹介いたします

↓以下、講演内容になります

 癌の予防について

現在、日本では52~3%(約半分)が一生のうちに癌を発症する

(男性は62%(約3人に2人)、女性の45%が癌を発症する)

癌を【予防】するといった観点で考えた際

1)早期発見

2)健康増進

この2つのポイントが重要になるので以下、簡単に説明する

1)早期発見について

癌は痛みなどの自覚症状が少ない疾患

「最近、痩せてきた」、「食欲がない」といったことから受診し、癌が発見されたときにはすでに進行がんであるといったケースが多い

そのため

定期的に検診を受けることが重要

検診

2)健康増進(癌に罹らないようにする)

癌予防の観点から以下の2つの論文が非常に参考になる

1.ドール博士(オックスフォード大学)の論文

全ての癌のうち、30%は喫煙が原因となる【喫煙癌】

→タバコを吸わないことで、癌に罹る可能性を30%下げられる

喫煙者は禁煙する

ニコチン中毒になると、禁煙は非常に困難なことから、そもそもタバコを吸わない

禁煙

2. 1996年のハーバード大学から発表された論文

タバコを吸わない人は、吸う人に比べて8年長生きする

全ての癌のうち、30%は【喫煙癌】、30%は食生活に関連する【食物癌】

長寿食として和食が推奨される

食事

なお、オリーブオイルを多く使用する地中海食は

日本人の健康増進といった観点では、【効果がない】可能性がある

(地中海エリアの人とは、腸内細菌の構成が違うのかもしれない)

塩分(特に塩化ナトリウム=NaCl)は慢性胃炎を引き起こし、胃癌の発症を促進する発癌プロモーターである

塩分の摂取は控えるべき

塩分

癌とストレスについて

昨今、癌とストレスの関連性が話題になっている

先述のドール博士の論文と、ハーバード大学の論文では

癌とメンタル(ストレス)については含まれておらず、

ストレスが癌を発症することを証明した論文は今のところないが

良好な人間関係(ネットワーク)は

癌予防の点では、好ましい影響を与えると考えられる

良好な人間関係を築く

人間関係

なお、ハーバード大学で未病研究をされている天野暁先生より

「昔ながらの公民館での人付き合い、日本人の連帯感が

未病予防の点で好ましい影響を与えられている」

とのコメントもありました。

癌を予防する5つのポイントのまとめ

1)定期的に検診を受ける

検診

2)喫煙者は禁煙する

ニコチン中毒になると、禁煙は非常に困難なことから、そもそもタバコを吸わない

禁煙

3)長寿食として和食が推奨される

食事

4)塩分の摂取は控えるべき

塩分

5)良好な人間関係を築く

人間関係

講演を聴いて

1)定期的な検診を受ける、2)禁煙する、3)日本食が推奨される、4)塩分を控える

に関しては、一般的に割とよく耳にすることでしたが、

5)良好な人間関係を築く

に関しては、ハーバード大学などでも取り上げられていることに非常に興味を持ちました

病気になった時に

家族や友人との絆を実感する方が多いと思いますが

病気にならないためにも、人間関係は重要ですね

株式会社ケーエーナチュラルフーズ

元井章智

PS. 演者の水上先生との1枚

水上先生

手にしているのは昨年発売された先生の著書

【難しいことは解りませんが、「がん」にならない方法を教えて下さい】です