食欲の秋!何を食べても美味しいのはなぜ?

2016年10月20日

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日本は温帯に位置し、私たちは春夏秋冬という季節のリズムにそって生活をしています。

五感(視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚)を駆使し、

四季の移り変わりを感じながら身体のリズムを形成して毎日を過ごしています。

『秋』は、多くの作物が収穫の時期を迎えたり、

産卵期を迎えて栄養を蓄える魚が多くなるため、

野生の動物たちはこれらを食べて冬に備え、エネルギー源を蓄える習性があります。

人間も秋には食欲が旺盛になります。

暑さによって食欲が落ちる夏が終わり、涼しくなって食欲が戻るためです。

また、夏から秋になると日照時間が短くなり、

食欲の調整にかかわるホルモン『セロトニン』が減少してしまうため、

多く食べることで『セロトニン』を増やし、精神の安定を保とうとするのです。

だから秋は食欲が旺盛になるのですね!

『セロトニン』ってなに??

『セロトニン』は、脳内の神経伝達物質の一つで、

精神の安定や安らぎをもたらしてくれる物質です。

三大神経伝達物質として、『ドーパミン』『ノルアドレナリン』の

バランスを整える指揮者のような存在です。

食欲の秋

 

『セロトニン』の働き

1、頭がよく働き、すっきりする。

セロトニンは大脳皮質に作用して、すっきりと「爽快な覚醒」をもたらします。

『目がさめていてもなんとなくぼんやりしている』、

『頭がうまく働かない』と感じる時は、

セロトニンが少なくなっていることが原因と考えられます。

本来自分が持っている思考力・判断力が最大限に発揮できる、

理想的な覚醒状態を作ってくれるのがセロトニンです。

2、毎朝気持ち良く目覚められる。

寝ている時に優位に働く副交感神経に対し、

交感神経は起きている時に優位に働く自律神経です。

朝起きてセロトニンが正常に出されると、

副交感神経から交感神経への切り替えがスムーズに行われ、

気持ちの良い目覚めを体験できます。

交感神経の興奮のしすぎはストレスにつながりますが、

「適度」な興奮を保ってくれるのがセロトニンの優れた点です。

3、平常心を保てるようになる。

 人はつらい事があれば落ち込み、楽しい事があれば気分が高揚します。

しかし、その気持ちの揺れ幅が大きすぎたり、いつまでも続くようでは大変です。

ノルアドレナリン

(危険や不快など外部からの刺激に反応し、状況を素早く判断して最適な行動へ導く)と

ドーパミン

(食欲や性欲など生存本能にかかわる要求、快感や興奮をもたらす)の暴走を抑え、

興奮状態を適度に保ってくれるのがセロトニンです。

4、良い姿勢と若々しさを維持できる

セロトニンは、「抗重力筋」に働きかけます。

「抗重力筋」とは、姿勢を保つために重力に逆らって働いている筋肉のこと。

背筋、下肢の筋肉、まぶたなどの顔の筋肉も抗重力筋です。

寝ている時は休み、起きているとセロトニンの働きにより収縮を続けます。

5、痛みの軽減

身体のどこをケガしても、痛みを感じているのは脳です。

驚く事に、セロトニンは脳内で痛みを和らげる「鎮痛剤」のような働きも示します。

セロトニンが脳内の「痛みの伝わり」を抑えて、痛みを軽減させてくれるのです。

たいしたケガでもないのに痛みがひどい、痛みに弱い人は、セロトニンの量を増やすよう心がけましょう。

参考:「脳からストレスをスッキリ消す事典」PHP実用BOOKS

来週10月27日は、ハッピーホルモン「セロトニン」を増やす生活習慣をお届け致します。

株式会社ケーエーナチュラルフーズ スタッフ一同