ホップの認知症改善と骨密度改善効果

2015年11月4日

ホップ(ビールの原料)の認知症改善と骨密度改善効果

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前回の【アミノ産と高齢者の筋肉量低下】

【カマンベールチーズと認知機能】【緑茶と認知機能】に引き続き

先日(10月15~16日)に開催された

日本食品免疫学会2015年度大会での発表をご紹介します。

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ホップに含まれる成分による加齢に伴う各種疾患の予防機能について

瀬川修一先生(サッポロビール株式会社)

ビールの原料であるホップに含まれる成分に

認知症(アルツハイマー型)の予防効果と、

骨代謝改善作用(骨が丈夫になる作用)が確認された

アルツハイマー型認知症について

アルツハイマー型認知症の発症に関しては、

アミロイドβ-が脳内に蓄積するアミロイド仮説が最も有力と考えられている。

ホップに含まれる成分が、アミロイドβの蓄積を阻害して、

学習能力の低下を抑えることが確認された。(動物実験)

骨代謝改善作用(骨が丈夫になる作用)

年々、骨粗しょう症患者数は増えてきており

骨がもろくなることから骨折し、寝たきりになるケースも多い。

エストロゲンが骨代謝に大きくかかわっているため

高齢者のみでなく、更年期の女性にも頻発する。

ホップのエキスにはエストロゲンのような作用をする

物質が含まれることが確認されており

その成分をマウスに食べさせたところ、骨密度が改善した

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講演を聞いて

アルコールを若いころに飲むと脳の発育に良くない

そのために、アルコール摂取に年齢制限があることから

アルコール(ビール)=脳にはあまり良くないと思っていました。

今回、ホップに含まれる成分に認知症の改善作用があると知り

非常に新鮮でした。

株式会社ケーエーナチュラルフーズ

元井章智

PS. 認知症予防を目的としてのアルコールの多量摂取は控えて下さい