所得と食生活の関係

2016年1月12日

所得と食生活の関係

食事

執筆:元井章智

昨年12月、厚生労働省から「平成26年度国民健康・栄養調査】の概要が発表されました。

今回の調査では、所得と食生活や生活習慣に関する以下の項目を調査しました。

所得と生活習慣等に関する状況(20歳以上)

1、食生活(穀類、野菜、肉類)の摂取状況

2、運動(運動習慣のない人の割合、歩数の平均値)

3、たばこ(習慣的に喫煙している人の割合)

4、飲酒(生活習慣病のリスクを高める量を飲酒している人の割合)

5、睡眠(睡眠による休養がとれていない人)

6、健康診断(未受診の人)

7、体形(肥満者の割合)

8、歯の本数(20本未満の人)

それぞれの項目を

世帯所得200万円以下、200万円~600万円、600万円以上に分類して集計

その結果、以下のようなことが判明しました。

食生活について

栄養状態

世帯所得が低いほど、米、パン、麺類などの穀類の摂取量が多い反面、

野菜、肉類の摂取量が少ない

健康診断と肥満の関係

検診と肥満

男性は、世帯所得が低いほど肥満率や健康診断の未受診率が高かった。

上記の内容は、業界誌でも取り上げられ

【厚生労働省では、「所得の低い人は時間的にも、精神的にも余裕がなく、手間のかかる食材を避け、簡便な食事をしている人が多い可能性がある」と推測している。】

といった記事もありました。

(*健康産業新聞 2016年1月6日号)

この調査結果をみて

厚生労働省の推測のように「低所得者が時間的にも、精神的にも余裕が、、、」

といったことについては疑問を感じますが

栄養状態に偏りがあることは確かなようですね。

投稿者プロフィール

社長

元井章智

東栄新薬株式会社代表取締役社長

株式会社ケーエーナチュラルフーズ代表取締役社長

慶應義塾大学SFC研究所所員、東京薬科大学薬学部免疫学教室専攻
日本抗加齢医学会会員、NR(栄養情報担当者)・サプリメントアドバイザー