薬用茸(キノコ)と食用キノコ

執筆:元井章智

国際薬用キノコ学会

2015年にコロンビアで開催された

第8回国際薬用キノコ学会で

【薬用キノコと食用キノコ】に関する講演がありましたので

その内容をご紹介いたします

薬用茸(キノコ)と食用キノコ

キノコ全般について

キノコ

真菌類(カビやキノコなどの菌類)としては

450万~500万種類が存在すると考えられ、

うち2%が確認されている(~110,000)

真菌類の数

キノコとしては~250,000種類が存在すると考えられ、

うち6%の~16,000種類が確認されている

キノコ

確認されている約16,000種類のキノコのうち、

約2,000種が安全に食べることができであり

約700種が薬用キノコとして活用できると考えられる

薬用キノコ

食用キノコ

食用キノコ

食用キノコとして有名なのは

Oyster Mushroom(ヒラタケ)、

Winter Mushroom(えのき茸?)、Straw Mushroom(袋茸?)、

Buttom Mushroom(マッシュルーム)

などがある

薬用キノコ

薬用

薬用キノコ(抗がん剤)としては

クレスチン、レンチナン、ソニフィラン(現在販売中止)がある

サプリメントとして

サプリメント

サプリメントとしては

カワラタケ,シイタケ,スエヒロタケ、アガリクス

マイタケ,マイタケ,チャーガ,シイタケ類,エノキブナシメジ

などが様々な国の臨床現場で利用されている

現在、キノコは薬用やサプリメントの原料として

子実体、菌糸体併せて

年間約33,000,000トンが利用されており

キノコの主要成分

キノコの子実体や菌糸体に含まれる主要成分には

以下のようなものがある

高分子成分

多糖類=ポリサッカライド(主にβグルカン)、

プロテオグリカン、ペプチドグリカン、

食物繊維、レクチン

低分子成分

トリテルペン(Triterpenes), ステロール(Sterols),

フェノール(Phenols), ポリフェノール

ラクトン(Lactones), アルカロイド

スタチン(Statins)、Antibiotics(抗生物質?)

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2015年8月24~27日 第8回国際薬用キノコ学会(コロンビア)

『Medicinal mushroom science: current perspectives, advances, evidences, and challenges』

Solomon P. Wasser博士(イスラエル/ウクライナ)の講演内容をまとめました

株式会社ケーエーナチュラルフーズ

元井章智

PS.

国際薬用キノコ学会の会頭であり

この講演の発表を行われたSolomon P.Wasser博士と

Wasser先生

PPS.

キノコは人間用の食用・薬用としてのみでなく、

動物や畜産、化粧品の原料としても利用されているようで

KOSEの雪肌精にも冬虫夏草が原料として使用されているそうです。

投稿者プロフィール

社長

元井章智

東栄新薬株式会社代表取締役社長

株式会社ケーエーナチュラルフーズ代表取締役社長

慶應義塾大学SFC研究所所員、東京薬科大学薬学部免疫学教室専攻
日本抗加齢医学会会員、NR(栄養情報担当者)・サプリメントアドバイザー