5色の食材を食べましょう!

2016年8月29日

野菜

執筆:元井章智

先週に引き続き、アメリカの自然療法医の学会での講演内容のご紹介です

先週、ご紹介した【ファイトケミカル】を意識して摂るために

【5色の食材を食べましょう!】と紹介されていましたので

本日は、その内容をご紹介いたします

5色の食材を食べましょう!

食事

【5色の食材】って聞くと、、、

赤、青、緑、黄色、、、

みなさんはどんな食材をイメージしますか?

アメリカでは食生活の偏りから

野菜や果物の摂取不足を改善するために

5色の食材を積極的に摂ろう!

といった以下のようなポスターが

ソーシャルメディアなどで紹介されています。

5色の食材

大まかに内容をご紹介すると

10人中8人が充分なファイトケミカルなどの栄養素を摂れていない

74%が赤が足りていない

76%が紫/青が足りていない

69%が緑が足りていない

83%が白が足りていない

80%が黄色/オレンジが足りていない

目標:毎日それぞれのグループから2つの食材を食べよう!

といった内容です。

以下、それぞれの色について詳しくご紹介します

赤

赤の食材に含まれるファイトケミカル

リコピン、エラグ酸、ケルセチン、ヘスペリジン、アントシアニジン

赤を摂ることで、、、

前立腺、泌尿器、DNAの健康をサポート

癌、心疾患に対する保護効果

赤の代表的なファイトケミカル

リコピン

トマト

トマト、ピンクグレープフルーツ、グァバ、スイカに含まれます

乳がん、前立腺がん、皮膚がんのリスク低下、心臓の保護作用

アントシアニン

イチゴ

サクランボ、イチゴ、クランベリー、ビーツ、赤いタマネギ、赤いキャベツに含まれます

がんのリスクを低下、心臓と血圧をサポート、認知機能改善、糖尿病リスクを低下

紫/青

青

紫/青の食材に含まれるファイトケミカル

レスベラトロール、アントシアニジン、フェノール類(ポリフェノールなど)、フラボノイド

紫/青を摂ることで、、、

心臓、脳、骨、動脈、認知機能の改善、癌に対する抵抗力、健康的なエイジング

紫/青の代表的なファイトケミカル

レスベラトロール

ブドウ

ブドウの皮、赤ワイン、ピーナッツの渋皮などに含まれます

抗がん、抗動脈硬化、抗肥満、抗糖尿病、抗炎症効果

緑

緑の食材に含まれるファイトケミカル

ルテイン、ゼアキサンチン、イソフラボン、EGCG、インドール、イソチオシアネート、スルフォラファン

緑を摂ることで、、、

目の健康、動脈、肺の健康、肝機能、細胞の健康をサポート、怪我の回復、歯茎の健康

緑の代表的なファイトケミカル

カテキン

緑茶

緑茶(茶葉)に含まれます

心血管の保護作用、ホルモンバランスの調整、血流改善、コレステロール低下

ルテイン、ゼアキサンチン

レタス

葉野菜、ロメインレタス、ブロッコリー、キウィなどに含まれます

目の健康をサポートし、加齢黄斑変性のリスクを低下させます

白

白の食材に含まれるファイトケミカル

EGCG、アリシン、ケルセチン、インドール、グルコシノレート

白を摂ることで、、、

健康な骨、循環器、動脈をサポート、心疾患と癌に抵抗力

白の代表的なファイトケミカル

アリシン

ニンニク

ニンニク、タマネギ、エシャロットに含まれます

コレステロール低下、血圧の改善、ガンのリスク低下

フラボノイド

マッシュルーム

アスパラガス、マッシュルーム、セロリ、白ブドウ、白ワインに含まれます

ガンのリスク低下

黄色/オレンジ

黄色

黄色/オレンジの食材に含まれるファイトケミカル

アルファ-カロテン、ベータ-カロテン、ベータ-クリプトキサンチン、ルテイン、ゼアキサンチン、ヘスペリジン

黄色/オレンジを摂ることで、、、

目の健康、免疫増強、健康的な発育

黄色/オレンジの代表的なファイトケミカル

ベータ-カロテン

ニンジン

ニンジン、サツマイモ、バターナッツ、桃、アンズ、メロンに含まれます

免疫機能をサポート、心臓の保護作用、がんのリスク低下

ヘスペリジン

オレンジ

柑橘類、桃、パパイヤ、アンズ、洋ナシなどに含まれます

抗酸化、心臓の保護、免疫調整、皮膚の健康、がんのリスク低下

講演を聞いて

冒頭のポスター

5色の食材

これをソーシャルメディアで広めよう!

というのが、なんともアメリカらしいなと思いました。

アメリカではジャンクフードなどの影響で

肥満が国民的な問題となる一方、

野菜、果物の摂取量が足りていない現状がよく解ります

日本ではアメリカほど栄養素が偏っていないと思いますが

野菜や果物などの摂取量が足りていないのは事実だと思います。

単純に5つの色から2種類食べる

これだと非常に解りやすいですね

ぜひ、みなさんも取り入れてみてはいかがでしょうか?

株式会社ケーエーナチュラルフーズ

元井章智

PS.

ちなみに日本では

【緑黄色野菜】って言い方を良くしますよね

みなさんは緑黄色野菜の他に

【淡色野菜】もあるのはご存知でしたか?

せっかくですので

緑黄色野菜と淡色野菜についても簡単にご説明します。

緑黄色野菜と淡色野菜

野菜

緑黄色野菜とは、老化や生活習慣病の原因となる活性酸素を抑えてくれる栄養素=カロテンを多く含む野菜の総称です。

単純に見た目の色で区別するのではなく、カロテンが100gあたり600μg含まれているかで区別し、600μg以上だと緑黄色野菜、600μg以下だと淡色野菜と区別されます。

そのため、色が濃くてもカロテンの含有量が少ないナスやキュウリは淡色野菜に分類されます。

また、カロテン含有量が基準以下でも、食べる頻度が高いトマトやピーマンなどは例外的に緑黄色野菜に分類されます。

緑黄色野菜の例

ほうれん草、小松菜、カボチャ、ニンジン、トマト、ピーマン、ニラなど

淡色野菜の例

キャベツ、白菜、レタス、大根、タマネギ、ナス、キュウリ、ニンニクなど

投稿者プロフィール

社長

元井章智

東栄新薬株式会社代表取締役社長

株式会社ケーエーナチュラルフーズ代表取締役社長

慶應義塾大学SFC研究所所員、東京薬科大学薬学部免疫学教室専攻
日本抗加齢医学会会員、NR(栄養情報担当者)・サプリメントアドバイザー