ファイトケミカル(闘う化学物質?)について

2016年8月22日

野菜

先月参加した、アメリカの自然療法医の学会で

【ファイトケミカルの重要性】について紹介し

【5色の食材を食べましょう!】といった講演内容がありました。

今回は【ファイトケミカル】についてご紹介し

来週(8月29日)に【5色の食材】についてご紹介します

ファイトケミカルについて

闘い

ファイトケミカル、、、

名前から聞くと【闘う?化学物質】

「何か有害物質と闘ってくれる成分?」

と思う方がけっこういるかと思います

(私も初めて聞いた時は、そう思いました)

実は、ファイトケミカルは

英語でphytochemicalと書き(闘うはfight)

phyto=ギリシャ語で【植物】を意味するので

【植物由来の化学物質】のことです

(フィトケミカルと呼ぶ人もいます)

私たち、動物は太陽光が激しくてつらい時などには

日陰に移動して避けることができますが

野菜や果物などの植物は移動できませんよね

そこで植物は太陽光(紫外線)や

有害物質、害虫や外敵から身体を守るために

自分で体内に【抗酸化物質】を作り出します。

この抗酸化物質が【ファイトケミカル】で

以下のような作用があると考えられます

○抗酸化作用=活性酸素を消す作用

○糖代謝のバランスを整える

○炎症を抑える作用

○デトックス(体内の有害物質を体外に排泄)

○細胞の保護作用

ファイトケミカルは

現在では10,000種類ほどあると言われ

代表的なファイトケミカルとしては以下があります

トマトなどに含まれるリコピン

トマト

乳がん、前立腺がん、皮膚がんのリスク低下

心臓の保護作用

緑茶(茶葉)に含まれるカテキン

緑茶

心血管の保護作用、ホルモンバランスの調整、血流改善、コレステロール低下

ニンジンなどに含まれるβ-カロテン

ニンジン

免疫機能のサポート、心臓の保護作用、目の健康、がんのリスク低下

ファイトケミカルには強い抗酸化作用=活性酸素を消す作用を持つものが多く

がん、認知症、動脈硬化や心筋梗塞など

活性酸素に関係する病気予防として

日頃から積極的に摂ることが勧められています

ファイトケミカルを多く含む

野菜、果物の1日の目安量は

野菜は350g以上、果物は200gと言われています

意識しないとなかなか食べられない量ですので

積極的に野菜を摂るように心がけてください

来週は【5色の食材を食べよう!】

今回の内容は

自然療法医のJaclyn Chasse(ジャクリン チェイス)先生の

【The Role of Nutrition in Naturopathic Medicine(自然療法における栄養の役割)】

といった講演内容にファイトケミカルの説明を加えました。

講演の中では、ファイトケミカルを意識して摂るために

【5色の食材と食べよう!】と提案されていましたので

その内容を来週(8月29日)にご紹介いたします

株式会社ケーエーナチュラルフーズ

元井章智

PS. 露地栽培とハウス栽培について

露地栽培の野菜とハウス栽培のものを比べた時に

なんとなくイメージ的に

大自然の中で行われる露地栽培の方が優れている

と感じる方が多いかもしれません

実は、これには根拠があって

その一つが【ファイトケミカル】の量です

露地栽培された野菜やキノコなどは

ビニールハウスなどで覆われているハウス栽培よりも

強烈や太陽光や、有害物質、外敵などから身体を守る必要があるため

ファイトケミカルを多く含み栄養価が高くなります

これからは、露地栽培とハウス栽培の野菜やキノコがありましたら

ファイトケミカルを多く含むからと納得したうえで

ぜひ、【露地栽培】のものを選んでください

PPS. 私たちのキングアガリクスは露地栽培にこだわっています

露地栽培