医食同源 自分に合ったものを取り入れて健康に

2016年9月1日

かなり前の講演になりますが・・・

『キングアガリクス』を研究して下さっている

東京大学食の安全研究センター特任教授

天野暁先生からのお話で健康に役に立つ情報をご報告いたします。

医食同源 (1)

人間の健康の根本は医食同源!

「医食同源」と言う言葉は、四千年の歴史を持つ中国に伝わるもので、

古くは「薬食同源」とも言われ不老長寿の道を深く突き詰めたところ

生まれた言葉だそうです。

その意味は「医(生薬)も食(食物)も源は同じ」、

すなわち薬は健康を保つ上で毎日の食べ物と同じく大切であり、

美味しく食べることは薬(生薬)を飲むのと同様に心身を健やかにしてくれると言う思想で、

本来の健康を手に入れるのに最も重要ということでした。

 

薬・食・茶・湯で免疫力を上げることが大切!

薬・・薬という字は、「草」+「楽」が組み合わさったもの。

草(生薬)を飲んで、楽になるが語源。

食・・食物にはそれぞれの効能があり、それを引き出すのに適した調理方法があります。

漢方薬になる食材がたくさんありますので、本来持っている効能を十分に理解し、

バランスのとれた食材の組み合わせによって効能を倍加させるよう調理に工夫を

心掛けましょう。

茶・・中国では、昔から茶葉は漢方としてとらえられ、

必要な効能にあわせ日常的に飲まれています。

湯・・冷えは万病の元!

薬草などを入れた少しぬる目のお風呂にゆっくり入ることが大切です。

『薬・食・茶』は、体の内側から、『湯』は、体の外側からのケアになります!

『人間はひとりひとり生活スタイル、体のつくり、消化酵素など異なるので、

自分の体質・ライフスタイルに合ったものを探し、生活に取り入れていくことが大切で、

マスコミなどに惑わされないようにしましょう・・・というお言葉も印象的でした!!

情報化社会において、自分に合った正しい情報を見抜く力が健康の秘訣ですね。

天野先生から体に良い食材(薬膳)

(山芋・スイカの皮&種・トマトの皮・くるみ・ナツメ)が

いろいろ紹介されました!

医食同源 スイカ

その中で・・夏の果物として真っ先に思い浮かぶスイカ。

原産地は南アフリカで紀元前5000年頃には栽培が始まっていたようです。

日本への到来も古く、平安時代には栽培がはじまっていました。

昔のスイカは全身真っ黒で中が赤く、気持ち悪いと嫌われていたこともあるそうです。

明治時代に品種改良が進んで、現在の姿となりました。

◆スイカの栄養と効能

90%以上は水分ですが、意外に栄養価は高いのです。特に注目したいのが次の3つです。

◎ 高い利尿作用  ~カリウム・シトルリン(アミノ酸の一種)~
  むくみや腎臓病に有効。

また、体内の余分な塩分(ナトリウム)を尿中へ排出する働きがあるため、

高血圧、膀胱炎、腎炎などを防ぎます。皮の方が果肉より利尿効果が優れています。

◎ 強力な抗酸化力  ~リコピン~
  スイカの実に含まれる赤い色素でファイトケミカルのひとつです。

トマトの1.5倍ものリコピンを含んでいます。

◎ 疲労回復  ~ブドウ糖・果糖~
  ブドウ糖・果糖は、消化吸収が早いので、夏の暑い日や疲れたときに食べると、

すばやく疲労回復ができます。

※体を冷やす作用があるので、夏バテ防止にもなりますが、

冷え性の人や下痢のときは注意が必要です。

小さい頃、祖母から教わったスイカの薬膳レシピを紹介します。

その1:スイカ糖

すいか糖

「スイカ糖」は、民間療法として知られているスイカの絞り汁を煮詰めたもの。

利尿作用があり、腎臓病、むくみ、尿道炎、膀胱炎に有効で、

のどの痛みや痰がからむ時にも良いとされています。

煮詰めることで、有効成分が濃縮され、冷え性やお腹の弱い方も安心して摂取できます。

1年くらい冷蔵庫で保存可能ですので、

わが家も夏の間に作っておき、ちょっと疲れた時などの常備薬としています。

【作り方】

  1. すいか2~3個の果肉をミキサーなどで絞る
  2. その果汁を鍋に入れて、焦げつかないようにかきまぜながら、弱火でゆっくり煮つめる
  3. 5~6時間ほど煮つめて、ハチミツよりもゆるいくらいの水あめ状になったらできあがり

★ 大さじ1杯を1日3回、食前に湯に溶かして飲みます。

ヨーグルトに混ぜていただくと美味しくいただけます。

キングアガリクスを一緒にかけるとさらに元気になりますよ!

すいか糖ヨーグルト

その2:スイカの皮の浅漬け

捨てちゃダメ!スイカの皮は栄養たっぷり!!

スイカの皮をぬか漬にして食べた経験がある人はいないでしょうか!?

そう、昔から一部ではスイカの皮も食用だったのです。

そこで気軽に食べられる浅漬けを紹介します。この夏、ぜひ試してみてください。

スイカの皮漬

【材料】

スイカの皮:1/8個分、塩:小さじ1/2、昆布茶:小さじ1/2、白ごま:適量

キングアガリクス100:1/2袋・・子供のころはまだキングアガリクスに出会っていなかったので・・

最近、キングアガリクスを入れてみたら、とても美味しくさらに元気な一品になりました。

【作り方】

  1. 皮は、適当な大きさに切り、緑の皮の部分を綺麗に剥く。(赤い果肉の部分は、好みで残してください)
  2. 皮をビニール袋に入れ、塩をふって15分ぐらいおく。水分が少し出たら、薄切りにして、水で洗い、水気を絞る。
  3. 2の水気を絞った皮に、昆布茶、キングアガリクスをふりかけ、全体を混ぜる。
  4. 白ゴマをすって入れ、全体にあえて、しばらくおく(30分位冷蔵庫で)
  5. お皿に盛りつけ、すりゴマを少しかけ、出来上がり!
  6. 好みで、七味やお醤油をたらしてお召し上がりください。

昆布茶は、塩気があるので、塩加減は好みで調節してください。

また、レモン汁などかけてもさっぱりサラダ感覚で美味しくいただけます。

皆様もぜひお試しください。

参考:学研 『からだに役立つ薬膳・漢方の食材便利帖』他

株式会社ケーエーナチュラルフーズ

スタッフ一同