乳酸は疲労物質ではない?

2016年6月27日

乳酸は疲労物質ではない?

疲労

運動後に疲労物質として体内で産生され

筋肉痛の原因になるとされてきた「乳酸」

最新の抗加齢研究では

「乳酸」はどうやら単なる「疲労物質」ではなく

むしろ、健康にプラスに働く効果があることが

解ってきたそうです。

以下、日本抗加齢医学会総会での発表内容をご紹介します

乳酸は疲労物質ではない?

「運動は万能薬」といわれるように

適切な運動は、健康増進やアンチエイジングに効果があることは間違いない

なぜ運動が様々な効果を発揮するのかを研究したところ

いままで疲労物質とされてきた「乳酸」が

筋肉(骨格筋)、脂肪、脳にプラスの作用を及ぼすことが解ってきた。

筋肉(骨格筋)に対する影響

乳酸と低負荷の運動で筋肉の肥大が起きる

*実際に乳酸が体内に蓄積している人の写真が紹介されましたが

子供(4~5歳くらい?)でも筋肉ムキムキ(片手で腕立てをしていました)

犬も異常なほど筋肉が着いていました

脂肪に対する影響

筋肉(骨格筋)がエネルギーを燃焼することで

脂肪の分解効率を促進

=乳酸で体重減少、脂肪(特に皮下脂肪)が減少

実際に40代女性(週2回 30分程度運動)

乳酸のサプリをプラスしただけで筋肉が増え、脂肪が減少

脳に対する影響

運動を行い乳酸を増加させる

その後、実行機能、認知機能に関する実験を行ったところ

改善効果が確認された。

*以下のご講演を聴講しました

【生体内における乳酸の役割】

○立命館大学スポーツ健康科学部 橋本健志先生

講演を聞いて

学生時代から、野球部、ゴルフ部に所属し

現在でも、継続してスポーツ、運動を行っています

今までの常識は↓

「乳酸」=「疲労物質」

筋肉痛にならないためには乳酸を溜めてはいけない

これまでの常識は、なんだったのか?

と、「乳酸」に対する考え方が大きく変わりました。

同じシンポジウム内【運動の抗加齢効果とそのエビデンス】で

【加圧トレーニング】に関する発表がありましたが

その中でも「乳酸」の役割について触れられていました

【加圧トレーニングの抗加齢効果】

○加圧国際大学 森田敏宏先生他

四肢の付け根に「加圧バンド」を付け

血流を低下させることで乳酸を出やすくする

20~30%の不可で100%と同様の

筋肥大、脂肪燃焼効果が得られる

若年者のみでなく

軽度の運動でも効果が得られるため

加圧トレーニングは

筋肉量の低下が問題となる高齢者にとっても

好ましい効果が期待される

今回の講演で乳酸に対するイメージが

大きくかわりました

そういえば

運動中は水を飲むな(昔) → 水分はしっかり補給(現在)

など、昔はあたりまえだったことでも

今では否定されていることっていろいろありますね

今後も積極的に国内、海外学会に参加して

健康栄養情報などの最新情報を入手する一方、

アガリクスに関しては

トップメーカーとして研究開発を継続することで

最新情報を発信していきたいと思います

株式会社ケーエーナチュラルフーズ

元井章智