なぜ、キングアガリクスはそんなに違うのか?

なぜ、キングアガリクスは
他のアガリクスとそんなに違うのか?



その答えを探しに、
ブラジルにあるキングアガリクスの農場視察に行ってきました。
私自身、3回目のブラジル訪問になりますが、
新しく農場を移転したマンチケーラ山地には初めての訪問になります。

飛行機による移動(クリックで開きます)
10月9日
東京(成田)からブラジル(サンパウロ)に向けて出発。
途中乗換もありますので、東京からは丸一日以上かかります。

10月9日18:30 日本航空4便(JL004)
東京発(成田)ニューヨーク行(JFケネディ空港)
所要時間(12時間55分)
日付変更線を通過し

10月9日18:25 ニューヨークに到着
乗り換えに4時間ほど
10月9日22:20 アメリカン航空951便(AA951)
ニューヨーク発 ⇒ サンパウロ行(グアリューリョス空港)
所要時間(9時間40分)

10月10日9:00 サンパウロに到着

ずっと座りっぱなしですので、腰とお尻が痛くなりました。
ブラジルについて(クリックで開きます)
首都:ブラジリア 最大の都市:サンパウロ 人口:1億9840万人
公用語:ポルトガル語
通貨:レアル 1レアル=約45円(2014年10月現在)
ブラジルは日本の真裏になりますので時差は12時間
季節は南半球ですので、日本とは反対になり春になります。
非常に親日的で2008年に日本人移民100周年を迎え、
日系人は世界最多の約160万人いると言われています

サンパウロに着くと永年キングアガリクスの栽培に関わっている、
今井庸浩さん(日本とブラジル間の調整を行っている方)と
ユージさん(日系3世)が車で迎えに来てくれました。

今日は、これからサンパウロより東に1時間ほど車で行った
モジ・ダス クルーゼスにある
堆肥(たいひ)工場の視察に向かいます。
独自の堆肥は
自然露地栽培に欠かせない非常に重要な要素の一つです。


堆肥工場に到着すると
キングアガリクスの菌株と堆肥の生産管理を行っている
オズマール達が温かく出迎えてくれました。

オズマールはオランダの堆肥に関する国際学会に数多く参加するなど、
堆肥の専門家です。

自然露地栽培は非常に難しく
多くの生産者が諦めてきましたが
永年にわたる独自の研究と試行錯誤の末に
自然露地栽培が可能な特殊な堆肥が出来ました。

自然露地栽培が可能となった特殊な堆肥
25日間ほどかけて作ります

この堆肥に
別に培養した種菌(キング・アガリクス21株)を混ぜ合わせます。
この後、菌と混ぜ合わせた堆肥は
農場のあるマンチケーラ山地に運ばれます。

オズマールから堆肥の説明を受けた後
関係者で生産計画に関する打ち合わせを行い
今日の予定は終了です。

今夜は堆肥工場のあるモジ・ダス クルーゼスに宿泊し
夕食は代表的なブラジル料理シュラスコを食べに行きました。

10月11日
今日は、いよいよマンチケーラ山地の農場に向かいます。
いままではサンパウロ近郊のスザーノ地方で栽培していましたが
最近は手狭になってきましたので
より多くのお客様にキングアガリクスをお届けするために
新たにマンチケーラ山地に農場を移転しました。
サンパウロから北東に360㎞
途中からは舗装されていない道を車に揺られること30分
キングアガリクスの農場に到着しました。

農場に付くと、農場主のパウリーニョが出迎えてくれました。

ここのところ寒い日が続き
なかなかキノコが出て来ませんでしたが
今日はちょうど出てきたところだそうです。

キングアガリクスの栽培には太陽の恵みが欠かせませんが
最近は晴れが続き、雨がほとんど降らないので
このままだとすこし心配だと言っていました。

さっそく、畑に向かいます

うね床にかけてある藁(わら)を外すと
キングアガリクスが生えていました。
実際に持ってみるとズシッと重たく 柄の部分や傘の表面はけっこう固いです。

※音声が出ますのでご注意下さい。

※音声が出ますのでご注意下さい。

 

とりあえず、生えていたキングアガリクスを一通り収穫した後に
キング・アガリクス21菌の管理をしているカルロスが
農場での栽培から乾燥に至るまで一連の工程を説明してくれました。

 

【自然露地栽培の方法】
①堆肥工場で種菌と混ぜた堆肥を
菌が成長するまで20日間ほど寝かせます。

白くなっているのが成長してきた菌です。
マッシュルームに近い匂いがします。

②畑を耕して、菌が成長したたい肥をうね床に植え付けます。

ブラジルでは時々、スコールのような雨が降ります。
激しい雨からキノコを守ったり
日差しを調節するために藁をかけています。

③収穫
うね床に堆肥を植え付けてから
23~25日経つとキノコが生えてきます。
堆肥作りから収穫に至るまで実に70日、2か月半もの時間がかかります

今回はキノコの成長の様子を
連続写真で撮ってきましたのでご覧ください。

キノコが生え始めてから5~6日で、
画面に入りきらないくらい大きく成長しました。

連続写真の撮影は今回が初めてだったので、
画像が撮れているか心配でした。
画像が粗く暗かったので
次回はもっと性能のいいカメラを持っていきたいと思います。

※音声が出ますのでご注意下さい。

ブラジルの大自然と太陽の恵みを
たっぷりと受けて育ったキングアガリクス。


まさに『キング』の名にふさわしく
大きいものは傘の大きさや柄の長さが15㎝近いものもあります。

④キノコの洗浄
収穫したアガリクスの土がついている根っこの部分を削り取り
1個1個丁寧に洗浄します。

⑤キノコのスライスと乾燥
キングアガリクスはサイズが大きいため
乾燥が均一にかからないので
バラバラにスライスしてから乾燥にかけます

55℃以下の温度で12時間以上かけて乾燥させます。

乾燥をかけることによって
1200gが90g(キングアガリクス100 1.5g×60袋=1箱)になります。

栄養成分が13倍に濃縮されます。

一通り、カルロスに説明してもらい、写真撮影などを行った後
農場近くのホテルに宿泊しました。

他のアガリクスの栽培方法について(クリックで開きます)

【ハウス栽培】

日本をはじめ、ブラジル、中国、台湾、アメリカなどで行われている
一般的なアガリクスの栽培方法です。

「ハウス栽培」と聞くと
ビニールハウスをイメージする方が多いですが、
実際には、暗いジメジメしたところで日光を遮って栽培しています。



写真はブラジルでマッシュルームのハウス栽培をしているもの
アガリクスのハウス栽培も
マッシュルームと同じように日光を遮って行われます。

天候などの影響を受け
地表でしか栽培できない自然露地栽培に対し

人工的に温度や湿度などを調整して

何段も組みながら栽培できるので
コストを抑えて大量に栽培することが可能です。


自然露地栽培に比べて、小ぶりなものしか育ちません。

【タンク培養(菌糸体)

アガリクスがブームになった時に
他の業種などから多くのメーカーが参入してきました。

菌糸体とは通常は食べないキノコの根っこの部分を
早く大量にコストを抑えて生産するために
人工的にタンクで培養したものです。


ちなみに、通常食べない根っこの部分「菌糸体」に対して
日常食べているキノコの部分は「子実体」といいます。


10月12日
今日は午後から農場の撮影、増産体制に関する打ち合わせです。

農場の回りの様子をパウリーニョが教えてくれました。

【土壌や水の安全性】
このあたりは今までまったく開拓されていないため
農薬や土壌汚染の心配はまったくないとのことです。

水もきれいなので、
実際に農場内では
鱒の養殖もおこなわれていました。
(水がきれいでないと養殖できません)

無農薬で栽培しているため
虫(蚊とブヨ)に手や腕などをたくさん刺されました。
なかなか治らなかったです。

【キングアガリクスの収穫量について】
キングアガリクスは土壌の栄養素をたっぷりと吸収して育ちます。
常に栄養成分が豊富なキングアガリクスをお届けするために
一度、アガリクスを栽培した農地は使わず、
常に新しい農地を使って栽培し続けています。


最近は年間の販売数量が320,000個を超え、
アメリカ、ロシア、香港など海外へ販売も開始しているので
増産がどこまでできるか心配でしたが、

手つかずの大自然が残っているので、 増産は全く問題ないとのことです。

さらに、以前のスザーノ地方では
夏と冬はキノコが栽培できませんでしたが
マンチケーラ山地は土地が肥えているのか
夏と冬も獲れるようになったとのことです。

さんさんと降り注ぐ太陽の光、
さわやかな風と新鮮な空気。
見渡す限りの大自然に囲まれている農場に来ると
キングアガリクスが強く大きく育ち
有用成分のβ-グルカンをはじめ
栄養素やミネラルが豊富に含まれているのも納得できます。


ちなみに、一度キングアガリクスを栽培した土地では
ブロッコリーなどを栽培しています。

大自然の栄養素をたっぷりと吸収したキングアガリクスは、
日本産のハウス栽培に比べると、カルシウムや銅、
セレン、ビタミンDなどを豊富に含みます。

【村の人たち】
村の人たちはほとんどが親戚のため、治安は非常に良いとのことです。
みなさん、非常に明るく笑顔にあふれていました。

まじめな方たちでしたので、安心して栽培を任せられます。
ちなみに、外国人はほとんどいないので、珍しい目で見られました。

【なぜ、自然露地栽培にこだわるのか?】
カルロスやオズマール達と一緒に
今後の増産体制に関する打ち合わせをしていた際に
カルロスから「なぜ、自然露地栽培にこだわっているのか?」
といった話が出ました。

私個人的にも胸を打たれたので
ぜひみなさんにもご紹介したいと思います。

自然露地栽培は手間もかかるし、天候などの影響も受ける上
日数は3か月近く、コストはハウス栽培と比べると何倍もかかる。

それでも自然露地栽培にこだわるのは、
本物のアガリクスだからこそ救える人たちがいる
と信じているからだ。


実際に
いままでキングアガリクスが多くの人たちを救ってきたのを
何度も目の当たりにしてきた。


一時、日本国内でアガリクスに対する風評被害が起きた時には
出荷量が激減して、アガリクス栽培を止めた農家がかなりいた。

自分たちも本当に苦しかったけど
自然露地栽培した本物のアガリクスは自分たちしか作れない
といった使命を強く感じていた。

だから、どんなに大変だろうと
キングアガリクスを必要としている人たちのことを考えると
自分たちだけは絶対に止めるわけにはいかない
と思い
なんとか乗り切ることが出来た。

これからもキングアガリクスを必要としている人たちのために
そして、キングアガリクスがその人たちを救えることを信じて
自然露地栽培にこだわって地道に頑張っていきたい。


10月13日
今日も天気は快晴です。
今日は農場にちょっと寄った後、サンパウロに向かいます。
雨が全く降らないので、朝からスプリンクラーで水を撒いていました。

農場の近くで昼ご飯を食べてから
サンパウロに向かいましたが、4~5時間かかり
ホテルに到着したのは18時を過ぎていました。

10月14日
21:15発の便でニューヨーク経由で日本に戻る予定でしたが
乗る予定だった便が遅れており
ニューヨークでの乗り継ぎが出来ないとのこと。

急遽、ロスアンゼルス経由に変更して
予定よりも4時間遅れで日本に到着しました。

アメリカン航空216便(AA216) サンパウロ ⇒ ロスアンゼルス
アメリカン航空8407便(AA8407)ロスアンゼルス ⇒ 成田

なぜ、キングアガリクスはそんなに違うのか?

その答えは、ブラジルの大自然と太陽の恵み、
そして生産者の方々のこだわりにありました。


今回のブラジル訪問で
キングアガリクスの持つ大きな可能性により深い自信を持てました。

最高品質のアガリクス=キングアガリクスを扱うものの使命として
一人でも多くの方のご健康に役立てて頂けるよう
より一層、気を引きしめて頑張っていこうと思います。

東栄新薬株式会社 副社長
株式会社ケーエーナチュラルフーズ 代表取締役
元井章智

追伸:
ブラジルの大自然と太陽の恵み
そして生産者の方々のこだわりが詰まった
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